哀しい幻滅と粋な応対と…
先月終わり頃、息子の中綿ロングコートと、私のダウンコートを、近所に出来たクリーニング店に持って行きました。
受付を終えてレジで値段を告げられてビックリ! なんと6千円以上もすると言うのです!!
「えっ? ちょっと高くないですか? ひとつは中綿ですけど?」ーーーケチんぼの私は即座に質問^^;;。
すると、受付の女性が再度コートのタグを確認して言いました。
「あ、スミマセン。両方ダウンだと思って打ち込んでしまいました」
訂正後の料金は4千円台に修正されましたが、基本的なミスにちょっと怪訝な顔をして、店員さんのネームプレートをまじまじと確認した私に恐れをなしたのか、その女性が畳みかけるように言いました。
「あの…、来月17日から冬物の30%OFFセールが始まりますが…」
それを聞いた私。脳内電卓を叩き、軽く千円の倹約になるのなら…と、
「じゃ、その時に改めて伺います」
と、いったん取り出したコート2枚を袋に戻して持ち帰ってきました(苦笑)。
数ヶ月前にも、どこかのレジで似たような対応(過剰請求)を受けて訂正した記憶が蘇り、
「あわよくばネコババしようという人が増えているのか? はたまたレジ担当者の熟練度が下がっているのか…??」
と、嫌な考えが頭をよぎり、この程度のミスに不機嫌になる自分自身の余裕のなさが情けなくなりました(T T)。
そのお店に幻滅するとともに、自分自身にも幻滅するという、哀しい時間でした。。。
一方、春先に行った焼肉屋さんでは、食べ終えて精算して店を出てから、「なんかいつもより安かったね」と言いながら夫とレシートを確認したら、飲んだはずのワインとソフトドリンクの代金が計上されていないではないですか?! 慌てて店に戻り、その旨を告げたら、
「いえいえ、いつもご贔屓にしていただいてるので、サービスです^^」
とのこと?! 何のアピールもしない粋なサービスに驚くとともに、「この店には月1で来ようネ♪」と家族で笑ってしまったのでした。。。(^0^);。
お金のやりとりは、信頼のやりとり。日常的な行為とはいえ、疎かにはしたくないですね~。最近は、モラルの低下や、日常的な些細な行為の劣化を感じることもあり、教育訓練の大切さを痛感します。
【観光競争力】 先週WEFが発表した観光競争力ランキングで、日本が初の1位だったとのニュース。日本の観光資源が認められて嬉しいけれど、最大の美点は、正直で真面目で思いやりのある国民性だと思うので、ビジネスライクに観光業を盛り立てるよりは、やはり“おもてなし”の心を大切にしたいですね^^。
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