商標法改正案
先月末、特許庁の政策推進懇談会で、いくつかの法改正案がまとめられたとのこと。
検討課題としては、
・コンセント制度の導入
・他人の氏名を含む商標の登録要件緩和
・意匠の新規性喪失の例外適用手続
・AI、IoT 時代に対応した特許の「実施」定義見直し
の4つ。いずれも、長らく議論が続いていた問題だと思いますが、現実の商取引の便宜上、突破の可能性が拡げられたものと思われます。
個人的には、「他人の氏名を含む商標の登録要件緩和」が気になっており、氏名の“一定の知名度”の線引きも難しそう。。。出願時の予見可能性ができるだけ確保されるようになるといいなぁ。
メタバース上の物品の解釈についても早速俎上に上がっており、今後も要チェックです!
※「メタバースと著作権」なる模擬講義が来週末に行われます! ご興味ある方は是非!!
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