「命をつなぐ生きものたち」
ここ何週間かにわたって放送されていたNHKスペシャル「命をつなぐ生きものたち」が、とっても面白かった♪
第1週のダチョウやワニやセイランやエリマキシギの求愛にも驚きましたが、第2週の「水中の恋」には唖然^0^;;。タツノオトシゴやヒラムシやアンコウやホッケ等、オスの振る舞いが尋常でなくーーー。大泉洋さんも言ってましたが、もうホッケをのほほんと食すことは出来そうにありません(笑)。第3週のコウテイペンギンには、人間以上の高潔さを感じてしまいます。
野生の生物はなぜ、あんなにも子孫を残すことに真摯で懸命で献身的なんだろう…?? 別に、生まれ落ちたのちは、ただただ快楽的に過ごしたって、罰は当たらないだろうに…。。。“The Mating Game”と言うには、あまりに命がけ。。。
思えば、ヒトには、ことに現代人には、「自分の遺伝子を後世に残したい」っていう欲求って、あそこまであるだろうか…??? 誰も、そんなことを考えてパートナーを見つけたり結婚したりしてはいないようなーーー。自然界の“恋”を、“子孫を残せてはじめて恋が成就する”なんて解釈をしたりする人間だけれど、そんな“恋”や“愛”の定義、ヒト自体には絶対適用しないですよね?? 人間はとっくの昔に自然の摂理から逸脱してしまっているのかなーーー??。
少なくとも、何万年、何百万年のオーダーで少しずつ変化してきた生物の生態が、ここ百年ちょっとで急激に変わっていることは確か。自然のありようが変われば、ヒトも変化するのは必然。卵が先か鶏が先か、という感じではあるけれど、ヒトが変えてしまった自然の中で、ヒト自身も大きく変容しているのだとしたら、人間社会の運営はもっともっと若い人たちに任せていくべきなのかもしれませんねぇ。 動物園の役割が、ノアの箱舟のようになってきているのも頷けます。本来は、自然の中でのびのびと生きる生物を見られるのが一番なのでしょうけれどーーー。
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