アルムナイのその後は…?
日経新聞の「私の履歴書」も面白いし、エン転職の「ぼくらの履歴書」も面白い。他人の人生の足跡を辿るのは、小説を読むような感覚で、興味深いものです。学びや教訓がある。私から見たら羨ましいほどの境遇でも、ご本人にとっては不本意だったり、目指す所の違いで人生への満足度も人それぞれ。 「ぼくらの履歴書」には、人生の各ステージを、ご本人基準で「GOOD」と「BAD」でおおまかに評価した“キャリアグラフ”というのが載っていて、まさに「人生、山あり谷あり」であることが痛感されます。そこで、私も真似して、自分のキャリアグラフを作成してみました。ご多分に漏れず山あり谷ありです。谷は、子どもが学童に入れなくなった頃と、義父母の介護の頃と、実父の入院の頃。この先にはまだ、実父母の介護や、自身や夫の健康不安などが待ち受けています。
上記の「~の履歴書」に登場するような人たちのキャリアグラフは、全体として見れば概ね右肩上がりになるものですが、私の満足度が高かったのは新興出版社時代。猛烈に忙しくはあったけれど、24時間すべてを自分のために使えた時代です。毎日が冒険のようで充実して楽しかった!
今はーーー、俗にいう“アルムナイ”として、出戻り的にささやかにお仕事をいただきつつ、家事と実家のケアを並行させている感じ。マルチタスクと言えば聞こえはいいけれど、要するに“万事屋”^^;;;。若い頃の充実感とは違い、やれることをやれる範囲でこなす“なんでも屋”。無理をすると、自分以上に家族や両親に負荷が波及してしまうので、常に心に余裕を持っているよう努めています(とはいえ、いつも焦ってばかりですが^^;;)。勤務先も本来なら、若くてフルに働ける人を採用したいのだろうと拝察すると恐縮至極ではありますが、気持ちだけはいまだにフレッシュなので、機会を与えていただける限りは何でもやりたいところです^^;。 ただ、“キャリアグラフ”はあくまで自分の“仕事”に対する充実度や稼ぎの良し悪しが指標。家族親族や友人との団欒や心の穏やかさといった指標で見れば、“キャリアグラフ” の「BAD」時の方が、QOL満足度は概ね高くなるのが難しいところ^^;;。まぁ、「人生山あり谷あり」=「人間万事塞翁が馬」=「人生ゼロサム」ってことですかね?(苦笑)。
平均寿命から考えると、これはまだ人生の半分(か3分の2)。この先、「GOOD」も「BAD」も散在するでしょうが、最後の最期に「GOOD」と思えれば万事OKと思って頑張りま~す(^0^;;。
【相棒21】今秋から再開した相棒でも、薫ちゃんが嘱託で出戻りしましたね~♪
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