2022年11月の30件の投稿
2022年11月30日 (水)
2022年11月29日 (火)
「ある男」
勤労感謝の日、我が家の屋台骨を支えてくれている夫のリクエストにお応えして、映画「ある男」を観に行きました。
私が読んだことのある平野啓一郎さんの本は、『日蝕』と『マチネの終わりに』だけ。一方の夫は、平野さんに何かとシンパシーを感じるらしく、数冊読んでいる模様でした。で、『ある男』は双方とも未読だったため、何の予備知識もなく、初見で映画鑑賞することにーーー。
(以下、ネタバレ注意)
キャストの皆さんの演技力と、全体構成や演出の巧妙さで、それはそれは見応えのある面白い作品でした!!!
夫に付き合って…という鑑賞初動で失礼ながら、予想外にのめり込んで観ました!!
世は、ハンコを押すだけの法務大臣問題で揺れていた中、人が生まれながらに背負うものや、人生を通して得ていくものや、家族や幸せや、いろんなことについて考えながら、ミステリアスな展開の先が気になって、あっという間の一幕でした。
原作を読んでいないので、ラストがどうなっていたのかはわかりません。ただ、『マチネ…』の時と同様、個人的にはラストにだけ納得いきませんでした^^;;。最後のくだりだけが、なんとなく下世話なものに感じられて、「あれは要らなかったんじゃ…??」と夫に感想を漏らしたら、夫は「あれはあれで必要だったんじゃない?」とのこと。
細かい所にツッコみ始めると、それはそれでイロイロ気にはなるのですが、“悠人くん”の味が最高で、彼の健気な存在だけですべてが許せる気がしてしまいました(笑)。
当初、「これは臓器移植をめぐるミステリーか?!」なんて思った私の予想は大ハズレで、テーマはもっと重く苦く辛いものでした。たとえどんな境遇や過去を持とうとも、自身の力で周囲の色眼鏡を塗り変えていければいいのでしょうが、それを許さないかのような冷たい仕打ちが世の中に溢れているのも事実。曇りのない目で“今”のその人を見たいし、自分もそう見て欲しいし、そう見られても恥ずかしくないように“今”を生きたいーーー。
夫との考え方の違いは、本作をめぐる感想の応酬で再び明らかになりましたが、考え方の違う人ともきちんと意見交換して、お互いの考えを尊重するのもまた、色眼鏡をクリアにしていく貴重な営みです^^;;。
面白い作品に出逢わせてくれた夫と、スタッフ&キャストの皆さんに感謝と拍手~!!
(友人は、本作の原作本を読んだとのことで、次回のランチ会では是非、本と映画の比較談義も出来たらと、楽しみにしています~♪ そういえば、『ザリガニの…』も映画化されましたね。観に行こうかどうしようか迷っています~)
2022年11月28日 (月)
雨上がりの公園
先週の頭は、しとしとと朝から冷たい雨が降っていましたが、昼前にやんだタイミングで、公園ウォーキング。
雨で人通りが少なめだったところで油断したのか、アオサギやダイサギ等の水鳥が、遊歩道のすぐ脇でエサ探しに夢中になっていました。
私の目の前1mほどの所にいたのを、スマホでパシャリ。さすがにアップで撮れました~^^♪
雨の日と晴れの日で、行動範囲や挙動にどんな違いがあるのかはわかりませんが、雨上がりというのは意外と狙い目かもしれません(笑)。
園内の梅林でも、たくさんのスズメや、アカハラかアトリらしき小鳥が賑やかに騒いでいましたよ。
池のほとりでは、私と同じように雨上がりの日差しを目当てに訪れた人がそこここで紅葉を愉しみ、写真撮影をしながらそぞろ歩き。
大銀杏の葉は、去年よりだいぶ早く落ちきってしまっていましたが、そこらじゅう落ち葉で色とりどりの美しさ。鑑賞するだけの訪問者は、こうして枯れ葉の饗宴を楽しんでいればいいわけですが、お掃除の人は大変です。お堀では、ボートが二艘出張って、水草に絡んだ落ち葉をかき集め、大量に船の上に引き上げていました。お疲れ様でございますm(_ _)m!
こうして雨上がりの日差しの下をテクテクと歩き、この日はついに伊能忠敬万歩計で再び福岡到着。「熊本まで32.63Km」となりました~。そしてそれから数日後、早くも熊本到着~! 次は「鹿児島まで258.63Km」とのこと。
遅々とした歩みですが、九州の北の方はだいぶ歩いたぞ~。
2022年11月27日 (日)
「CODA あいのうた」
先週の日曜日、家人不在の雨の午後、Amazon Primeで「Coda」を鑑賞。前々から観たいと思っていたのをふと思い出して。。。
音のない世界、手話と文字と、目に見えるモノものとFeelingを頼りに、他者とコミュニケートする世界。
家族の通訳として育ったルビーが、歌うことで自分の人生を切り拓き独立していくまでの数ヶ月を、丁寧に描いた作品でした。
いろんな家族があり、いろんな幸せがあり、いずれは誰しも親離れ子離れする時が来る。
ルビーの家族や友達も素敵だったけれど、何と言っても、音楽のV先生が最高でした~!♪
人の才能を見出して応援するって、素晴らしい仕事だなぁ…と、涙涙。教育を聖職と心得ながらも、自身の才能を静かに温め愛おしむV先生。。。
あったかい気持ちになりたい時、是非ご覧あれ~^^。
〔紅葉の中で小鳥のさえずりを聴く初老の夫婦〕
年を取ると高い音から聴こえづらくなると言われますが、小鳥のさえずりは、いつまでも聞いていたいものです。
2022年11月26日 (土)
お墓参りと光が丘公園
先週、義母の四周忌の翌日、夫とふたりで義父母の眠る墓前へ。ずいぶんと久しぶりになってしまいました。(こんな体たらくだから、“お墓を持つ”ということには懐疑的な私ですが、義母は断固としてお墓で眠りたいと言い続け、反対する義父にも無断で自らのへそくりで準備していたのでした。。。)
掃除をして、お花を供え、お線香を焚き、手を合わせて近況報告。
朝一番の光が清々しく、気持ちよいお参りになりました。
その後、ちょっと足を伸ばして光が丘公園のバードサンクチュアリへ。ちょうど農業祭の真っ最中で、会場にはものすごい人が来場していたため、その近くのバードサンクチュアリの鳥たちは、いつもと違う雰囲気に驚いたのか、ほとんど小鳥は見当たりませんでした(T T;;。見えたのは、アオサギとハクセキレイとカワセミとヒヨドリ。
それでも園内の紅葉は素晴らしくて、ケヤキ並木もイチョウ並木も黄色い絨毯! 紅葉を楽しむには絶好の日和でした!!
この日、私のiPhoneで撮れた野鳥は、カルガモとオオバンだけ^^;;。夫のカメラで、光が丘公園内や近所で撮った収穫は、以下に掲載~♪(この日のベストは、凛々しいオナガ)
昼食に入ったイタリアンレストランで、物珍しさの誘惑に負けて“白いたらこパスタ”というのを頼んだのですが、おいしかったけれど胃にもたれた~。この歳になると、クリーム系がだんだん完食出来なくなってきます(苦笑)。そんなこんなで、ランチのカロリーを消費すべく、20,754歩、13.8Kmも歩いた秋の土曜日でした。
2022年11月25日 (金)
壽々喜園の抹茶ジェラート
近頃は、おいしい“きんつば”が食べたくなると、浅草寺の裏手までわざわざ出向くことが増えました。
その道中で、ずっと気になっていたお店が、「壽々喜園」。紫色の大きな暖簾も印象的ですが、店先の黒板に書いてある「世界で一番濃い抹茶ジェラート」という謳い文句が、気になる気になる。。。
で、先日、11月とは思えない陽気の日、ふらりと立ち寄って、ついにこの「世界で一番濃い抹茶ジェラート」を頂きました!
カップで、ダブルで、No.7の抹茶と、和紅茶の2味。まさに深緑色のNo.7は、見るからに“濃そう”!
「苦くて食べられなかったらどうしよう…」
と、淡い心配を胸に、スプーンですくってパクリ。。。
なんと、全然苦くありません?!
「世界一濃いのに、こんなにまろやかなの??!」
と驚きつつ、パクパクペロリと、あっという間に食べ終えてしまいました。甘さ控えめで軽く10個くらい食べられそう。。。
店内には、外国人のお客さんや、旅行客や女子高生などがたくさんいて、
「東京って暑いんだね~!」
などとおしゃべりしながら、思い思いの組合せのジェラートを頬張っていました。
“濃い”のに苦くない、という不思議を抱えたまま店を出て、1時間ほど歩いた後、乾いた唇をペロリとなめたらーーー。
「苦い!!」
やはり、「世界で一番濃い」というのはダテじゃなかったようです^0^;;。
癖になるおいしさ!! 今度はいつ食べようかな~♪
【財務省決裁文書改ざん裁判判決】本日、件の裁判の判決。どんな判旨であろうと、全国民にとって極めて苦いものとなることでしょう。。。
2022年11月24日 (木)
『基礎からわかるディープラーニング』
だいぶ前に読み始めた表題書籍ですが、先週頭にようやく読み終えました。
わかりやすい日常的な例(ローンの支払い能力と申請可否等)を用いて、ごくごく初歩的でシンプルな線形的な事例で、ニューラルネットワークの仕組みを解説してくれています。
…が、そんな初歩的な内容さえ、なかなかの手強さ!
輪をかけて、現実の問題の多くは、線形ではないし、隠れ層を多数要するし、誤差面は複雑な山や谷を有する多次元的な地形図になっているはずなので、正直、理解できたとは到底言えません。
バックプロパゲーションアルゴリズムと最急降下法アルゴリズムという2つのアルゴリズムを用いて、ディープネットワークの学習を推進できる、というのはザックリと理解しました。そして、要するに、入力に対してどんな写像を行うと、どんな出力が得られるか、を考えるのがニューラルネットワークの設計だということも把握しました。が、初期値の設定や、重みづけ、隠れ層を何層にするか、学習に用いるアルゴリズムやニューロンの数、どんな学習データセットを用いるかなど、設計者の手心がことごとく出力に影響しそうなことに頭を抱えました。
個人的に、本書を読み始めた動機は、ディープラーニングによって学習を繰り返したニューラルネットワークの、どこに、“創作性”が宿るか?を知りたかったからなのですが、少なくとも、出力を導くためには、ネットワークを設計した人、学習させた人、学習に用いたデータの創作者の寄与が必須なのは確か(苦笑)。
ただ、これを人間の著作物の“創作性”に敷衍すると、何やらおかしなことになってしまいます。人間の場合、例えば何かの絵を描いた人がいたら、その人が著作者になり著作権を有することになりますが、上記との対比で言えば、その人を生んだ両親、遍くその人に刺激を与えた人や、触れたモノの創作者の寄与が、すべて出力に必須ということになってしまうからです^^;;。
そういう意味では、AIに著作権を、という話もまんざら空論にも思えないわけですが…。やはりそこに“心”とか“意思”とか“感性”とか、未だよく説明できない何かが絡んでいないと、どうも納得し難い。。。
画像自動生成AIはともかく、機械翻訳や顔認証システムなど、すでに日常的に活用されているディープラーニングのモデルに関し、その安全性を保障するソフトウェアを開発したというRobust Intelligenceというベンチャー企業があるようですが、AI版の「邪悪になるな」のようにも見えーーー。AIと人間を対比させて、その“創作性”を考えると、何やら人間の“創作性”とやらが、ずいぶんとあやふやなものに思えてきます。この検討の旅は、まだまだ続きそう…(苦笑)。
2022年11月23日 (水)
「すずめの戸締まり」
観るべし!
(以下、ざっくり感想でネタバレ注意!)
個人的には、芹澤朋也くんというキャラの「闇深けぇ~」というつぶやきが、人の闇を受け止めて表沙汰にしつつも軽く受け流していて、絶妙だと感じました。いろんな人のいろんな重荷を、一瞬でも軽くしてくれているような気がして、彼に救われた人は多いんじゃ…?と思いました。たくさん素敵な人が登場しますが、私は芹澤くんがイチ推し~♪(神木くんって、ホントにうまい!!)
気掛かりは、見捨てられたかのような各地の廃墟の数々。栄枯盛衰万物流転とはいえ、自然でもなく街でもないこうした場所場所が増えるのは、美しいことではないな…という思い。人間が打ち捨てた場所にも、草は生え花は咲き、別の生き物がやってくる。。。人間が放っぽらかした所を、自然が浄化しているかのようにも見えーーー。一方、人の住む場所にも、時として巨大な暴力と共に押し寄せる自然。。。
人と人とが助け合い思い合うことの素敵さが染み渡るとともに、自然との向き合い方を考えさせられる作品でした。
【美の壺】今朝のEテレでたまたま観た「森の神秘 きのこ」が、いろんな意味で上記作の概念と妙にシンクロして感じられました^^♪
2022年11月22日 (火)
小春日和のウォーキング
今月上旬の小春日和の朝、いつもの河原沿いの道をウォーキング。
お天気に誘われてか、ずいぶんいろんな野鳥を目撃。
トラツグミ? キビタキ? コサギ? ゴイサギ? ハクセキレイ?
一人ウォーキングだったので、撮影は私のiPhone^^;;;。
あちこちから聞こえてくる賑やかなさえずりとともに愉しい気分に。
桜並木やケヤキ並木や銀杏並木も、それぞれの色に色付いて、秋爛漫^0^♪
自然の湖沼ではありませんが、緑や水辺の近くを歩いていると心身がリフレッシュします♪
先日は、近所のスーパーでカワセミのシルエットを見掛け、ついつい、普段飲まないものを買ってしまいましたぁ~^^;;(Suntoryの愛鳥活動、してやったり^0^)。
【双眼鏡談義】朝の湿地ウォーキングを日課にしている友人が、近頃頻繁にホオジロを見掛ける、という話から、Kowaというメーカーさんの双眼鏡を愛用している、と聴きました。
双眼鏡のメーカーなんてほとんど知らなかったのですが、なんとSWAROVSKI OPTIKというブランドもあるそうで! これがまぁすごい高価!! ちょっともったいなくて持ち歩けないですねぇ(苦笑)。やや収集癖のある私は、見るだけでは飽き足らず、どうしても写真に残したくなってしまうので、双眼鏡購入はまだ躊躇しています。でも、双眼鏡の素朴な働きは魅力ですよね。
そもそも野生の鳥たちは、人間にしげしげと見つめられたり撮影されたりすることを決して望んではいないのに、電気を使うデジカメやビデオで彼らのプライバシーを侵害しつつ愛鳥を唱えるような我々夫婦の行動矛盾を、可笑しいと思っているかもしれません^^;;。まぁだからこそ、ある程度の距離をしっかり保てる道具を使って、彼らを極力刺激しないように気をつけながら、自分も自然の一部であることを思い出すために、彼らの美しさを鑑賞しているわけですが。。。自然保護って、難しいーーー。
2022年11月21日 (月)
『優雅な暮らしにおカネは要らない』
友人のオススメで読み始めた『優雅な暮らしにおカネは要らない』を、先々週に読み終えました。
この友人は、コロナ禍以降、ダンナ様は完全リモート、ご自身も食料品の調達以外はほとんど外出せず、映画鑑賞も外食もせず、ただひたすら読書に明け暮れる日々を過ごしているというツワモノ。近頃はさすがに、近所の図書館にない本を、隣町の図書館までウォーキングがてら探しに行くようですが、よくぞその生活を維持している?!と驚くばかり。
本書を読んでみて、友人はまさに、本書の著者が勧めるような暮らし方を実践しているのだろうと想像しています。
本書の著者は、ドイツの没落貴族。著名な新聞社勤務でしたが、リーマンショック後のある日、突然解雇を申し渡され無職に。。。収入源が断ち切られてみて初めて、“本当に必要なものは何か”を熟考して生活するようになったのだとか。そして、ブランドものは買わない、外食はしない、旅行には行かない、車にも飛行機にも乗らずに公共交通機関を利用しつつ、できるだけ歩いて移動する…などなど、出来ることをやっているうち、これまでの暮らしは単に資本主義の広告に踊らされていただけだと気づいた、というお話。清貧や質素倹約を推奨するというよりは、節度を持って、他人の価値観に踊らされずに生きよう!という本でした。本書が、コロナ禍前に書かれたというのがスゴイ。
私も大部分には共感しつつ、やはりたまには外食を楽しみたいし、旅行にも行きたい。。。だから、それぞれの価値観に基づいて、無駄遣いせずに誠実に、礼節をわきまえて暮らせばいいのでは…と感じました^^;;。
近頃はどうも、教養や知的好奇心の充実と、金銭的裕福をごっちゃにした議論をよく見掛けますが、これらはまったく別モノではなかろうか。。。
この歳になって思うのは、人生の一番の贅沢は、自分自身が、24時間という自分の時間の“主”になることだと感じます~。
2022年11月20日 (日)
2022年11月19日 (土)
読書会ファシリテーターやTEPROや
この夏、ドイツ人のご主人の仕事の関係で、サンディエゴから京都へ引っ越してきた高校時代の友人。
ようやく腰を落ち着けたところで、何か地域に貢献したいと、読書会のファシリテーターをしてみようかと考えている、という話を聴きました。
読書会って、自分では積極的に手に取らないような本も読むことになるし、いろんな人の感想が聴けるし、多様性や価値観を拡げるのにもってこいの活動で素敵ですよね。個人的には、子どもへの絵本の読み聞かせボランティア等をしてみたいと思っているので、読書会まわりの情報共有をお願いしました。
また先週は別の友人から、TEPRO(ティープロ)という団体のことを聴きました。事情があってフルタイムの仕事は控えているものの、何かしら時間に融通をきかせた形で仕事が出来ないかと模索していて見つけたのだとか。
TEPROというのは、坂東眞理子さんが現理事長で、令和元年に東京都教育委員会により設立された組織とのこと。
学校(約2,100校)とサポーターのマッチング・サービスにより、教職員の負担軽減と教育の質の向上を目指しているそうです。
昨今指摘される教員の過重事務や部活指導の負担軽減や、情報教育の充実などに、いろんな人のわずかな時間と力を結集させる取り組み、効果の程は如何に?!
友人らがもしこれらの活動に参加することになったら、是非様子を聴いてみたいと思っています。
2022年11月18日 (金)
秋の新宿御苑
先週土曜日、出勤後の夫と新宿で待ち合わせ、新宿御苑へ。
今年のGWに、友人とのんびりした御苑ピクニックがあまりに気持ちよかったため、夫にもその快適さを味わってもらおうと、野鳥観察がてら誘い出しました。新緑の頃とはまた違う雰囲気の苑内には、たくさんの人たちが訪れて、思い思いの場所にシートを広げ、リラックスしながら寛いでいました!! 十月桜が咲いていたり、ツワブキの真っ黄色な花が眩しかったり、紅葉一辺倒ではない景色がほどよいアクセントに♪
私たちも、伊勢丹の地下ですき焼き弁当を仕入れ、広い芝生の一画の木陰にシートを広げて、まずは腹ごしらえ^^♪ 青い空の下で食べるお弁当は格別です!
その後は、散り敷く落ち葉を踏み分けながら、樹上の小鳥のさえずりに耳をすませて、シャッターチャンスの到来を待ちつつお散歩。プラタナスの並木やバラ花壇も美しく、ちらほらと赤く色づく葉が、花のようでした。
鳥の声はそこここから聞こえてくるのに、この日はなかなか姿をとらえることが出来ず、中の池や下の池にも水鳥さえいなくて、
「これだけ人が来ると、恐れをなして隠れちゃうのかなぁ…」
と訝りながら、玉藻池の方まで足を伸ばしてみるとーーー。
そこでは数羽のカモが、水浴びで羽をバタつかせて賑やかにしていました。そして、池の端の浅瀬で、ついに小さな鳥を発見!!
スズメより小さいくらいの小鳥だったので、遠目には全く見分けがつきませんでしたが、粘って粘ってピントや露出を合わせて撮影し、拡大してみると…。お尻が黄色いキセキレイ(雌?)でした~♪ 黄色い落ち葉の中にいると、あのお尻が見事な保護色になっています^0^!
この日の唯一の収穫でしたが、かわいくてキレイな鳥が撮れて大満足。お天気で気持ちも良かったし、めでたしめでたし♪
2022年11月17日 (木)
Otemachi One Garden
12月16日にオープン予定の“Otemachi One Garden”。実は滅茶苦茶楽しみにしています。
まだまだ緑地の少ない大手町周辺に、新たに生まれる憩いの場ということで、どんな花や植物がやって来るのかと、期待に胸が膨らみます♪
文化の日の夕方、整備状況やいかに?!と思いながら脇を通りましたが、まだ絶賛工事中でした^^;;;。
「あと1カ月半のラストスパートかぁ…」
と思いつつ、ぐるりと囲まれた柵に沿って歩き、中を覗こうとしましたが(苦笑)、祝日にもかかわらず働く現場の方々が、土埃を上げて作業しているのが見えるだけでした。
「お疲れ様です!」と内心で激励し、来月のオープニングイベント「Winter Bloom」で披露されるというフラワーディスプレイを心待ちにするのでした^^。
【何処より来たる?】昨日はまた、物騒な報道が。。。突発的に動かずに、冷静に冷静にーーー。
2022年11月16日 (水)
代々木公園バードサンクチュアリ
代々木公園のバードサンクチュアリは、日本で最初に作られたのだとか。
明治神宮御苑でバードウォッチングした後、そのまま代々木公園へ移動して、そのバードサンクチュアリも見てみました。
すると…。
池のほとりに、カワセミが♪
じ~っと水面を見つめていたかと思ったら、ジャブンと池にダイブ!…という動きを2度ほど繰り返していました^^。カワセミって、かわいさに似合わず、すっごくアクティブ(笑)。
20mほど離れた場所にいたので、カメラのピント合わせが難しく、あまりキレイには撮れませんでしたが、カワセミであることは一目瞭然!
何度見ても美しい瑠璃色~!
昔の代々木公園は、なんだかうら寂しい感じの印象だったのですが、整備されたせいか、お天気のせいか、とても素敵な公園になっていて惚れ惚れしました。明治神宮御苑と代々木公園の散歩頻度が、今後格段に上がりそうです♪
2022年11月15日 (火)
明治神宮御苑探訪
先週の日曜日、何十年ぶりかで明治神宮へ。
原宿駅が様変わりしてモダンになっていてまずビックリ!
朝一番に行ったので、参道には人影まばら。
途中、日本酒のみならず、フランス・ワインが奉献されていて、ロマネ・コンティの樽にうっとり^^;;。
菊花展も催されていました♪(「日本刀の匠」展も!)
参拝後、開苑時間に合わせて御苑へ入場。
風情ある建物と紅葉が美しく、鳥の鳴き声もそこここから。
カマキリの卵も見つけました^^。
この日、一番の収穫は、人懐っこいヤマガラの写真が撮れたこと。私の肩に留まるんじゃ?!ってくらい近くまでやってきて、こちらを見ていました^^。
例によって、夫のカメラで撮った写真を、家のテレビに映し、それを私がスマホで再撮影したのが左の写真(笑)。まるでぬいぐるみのようです♪
の~んびり散策して、参道入り口の“杜のテラス”で“明治の山茶ラテ”を飲んで休憩しました♪
(明日のブログではこの続編として、代々木公園のバードサンクチュアリの様子をご紹介しまーす)
2022年11月14日 (月)
顔なしユニコーン?!
過日、お台場を歩いていたら、いつものユニコーンが様変わりした姿に??!
なんでも、駆動装置の不具合の調整らしく、顔なし状態になっていました^^;;(首から上は地面に置かれている…)。
来週末には再開されるようですが、メンテ中のガンダムも乙なモノですね(笑)。
(一方、今朝起きたら、夫の仕事机の上に、Hi-ν(?)が…?!)
そして、行楽の秋まっただ中の昨日の上野公園。ケヤキやイチョウの枯れ葉で土砂降り状態でした(笑)。カハク裏のラムダロケット用ランチャーの模型が、高い空に今にも飛び出しそうでした。
【佐賀まで28.12km??!】今年の8月に佐賀に到着し、8月末には長崎に到着したはずの伊能忠敬万歩計。長らく長崎を歩いていたのですが。。。先日の表示によれば、また「佐賀まであと28.12km」となりました??! きちんと海岸線に沿って進んで、長崎のあとはまた佐賀になり、そのあと福岡になって、やっと熊本、ということになるのかな^^;;;;;? 1つの県ごとに踏破していくのかと勘違いしてましたぁ~(汗)。。。
そして、やっとこさっとこ再びの佐賀到着~!
2022年11月13日 (日)
にっこり梨シーズンのあれこれ
今月頭に親戚から送ってもらった“にっこり梨”。
1つがとても大きいので、ボリューム感がスゴイです^^。
今年は、まず“肉巻き”。
その後は梨入りパンケーキ。
その次は、半分を生ハムで巻いて、カルボナーラの夕食時に、カプレーゼと白ワインと一緒にデザートのように食べました♪
そして、残った半分は、砂糖とレモン汁と一緒に煮込んで、翌朝の朝食用にコンフィチュールに。
ご近所さんにもちょっぴりお裾分けしたけれど、まだ巨大なのが3つーーー。
さぁ、どうしよう…。
1つはシンプルに、冷やして剥いて、そのままいただきました^^♪。
残りは、、、梨のレシピはいろいろあるのですが、結局…。
1つは梨と白菜のサラダに♪
きれいな白菜を買って来て、生で細切りにし、梨はスライサーでシャコシャコと。
トマトを添え、イタリアンドレッシングをかけてムシャムシャ!(おいしい~♪)
このサラダは、私としてはかなり気に入ったのですが、夫や息子は、
「甘い!」
の一言で、ちょっとサラダとしては納得いっていなかった様子^^;;。
で、最後の1つは、梨のパイにすることに。
巻き巻きアップルパイの要領で焼こうかと思いましたが、平板な生地の上に、コンポート状にした梨をただ並べて焼いたら、意外に見映えよく出来ました~♪
甘さ控えめにして、お食事感覚で食べました! GOOD~^0^♪
こうして、この秋も“にっこり梨”三昧でニッコニコに愉しませていただいた我が家でした。ご馳走様でした!
2022年11月12日 (土)
さらば!我が青春のピアノ…
先日、実家に置いてあったピアノを買取業者さんに引き取ってもらうため、私も立ち会いました。
幼少時から高校2年の直前くらいまでだったか、約10年ほど向き合ったピアノ(KU2B,K458172,3本ペダル)。ピアノを弾くことより運動することの方が好きだった私にとって、小さい頃のピアノの思い出は辛かったことばかりなのですが、大人になってみると、「やってて良かったな…」と思えることが増え、今では両親には、ピアノを習わせてくれたことに感謝しています。
買取業者選定までには、正味5社に査定してもらいました。結果的に、とても良い業者さんに引き取ってもらえたと思います。
前日の夕方に、引取時間の連絡が入り、当日はきちんと時間通りに来訪。礼儀正しく清潔感のある二人組の方が、手際よくピアノの状態を確認し、見積り通りの価格で買い取ってくれました。作業も手早く、ものの10分ほどで、250kg近い重量のピアノをトラックに積み込んでくれました。輸出するケースが多いとのことでしたが、世界のどこかで、また大事に弾いてもらえるといいなぁ。。。
(次なる断捨離計画は、着物と、2台のオーディオセットと、20巻一組くらいの全集類15セットほど。。。週明けに古本屋さん来訪予定。。。先は長い…)
両親の体調は、ほどほどには良さそうで、今は、庭の柿の木に成った大量の柿を日々収穫しては、せっせと皮むきして、干し柿作りに余念がないそうで^^;;。
この日もおみやげにと、十数個の柿を持たされました^^;;;。
庭には他にも、カリンが山のように転がっていたり、エンドウマメがツルを伸ばしていたり、立派な農園状態…。これを維持しているんだから、母の日々の労働量はハンパないな…と頭が下がりました。
ゴミ収集場で会ったご近所さんからは、
「うちなんて、父は寝た切りだし、母は家から出ようともしないのに、奥さんはハシゴ立てて庭木を切って、細かくして捨ててるんだから、スゴイね」
と言って褒められたとか(笑)。いや、ホントに立派です^o^。くれぐれも無理は禁物~!
2022年11月11日 (金)
「GREEN BOOK」
ここ最近、「ミス・シェパードをお手本に」、「マダム・フローレンス 夢見るふたり」と、ピアニスト関連映画を観たせいか、はたまたピアノの買取依頼をした心苦しさからか、またしてもピアニストものの映画を観てしまいました^^;;。
タイトルの「GREEN BOOK」というのは、人種隔離政策時代の黒人ドライバーのためのガイドブックの名前。本作は、1960年代のアメリカで活躍したドン・シャーリーという黒人男性ピアニストの、実話に基づいたお話。
とはいえ、差別への問題提起というような肩肘張った作品ではなく、立場や境遇の違う人同士の心の交流を描いた温かい物語でした^^。
アメリカ北部では、ホワイトハウスでも数回演奏したことがあるほど著名な黒人ピアニストのシャーリーが、まだ黒人差別が色濃く残る、(かつてナット・キング・コールが袋叩きに合ったような)南部の街への演奏旅行を決行することに決めたのだけれど、前途多難が目に見える旅。。。その旅のドライバー兼付き人兼ボディガードのような仕事を、イタリア人のトニーが引き受ける。柄は悪いけれど気のいいトニーは、最初は家族のためお金のためにこの仕事を引き受けただけだったのだけれど、シャーリーが南部で受ける数々の仕打ちにじっと耐える様を見続けて、次第に心を開いていく。。。
休みの無い8週間の南部への演奏旅行。黒人は、トイレもホテルも何もかも別で、普通のレストランにも入れてもらえない。合奏する同僚の白人たちとはいつも別々。そんな演奏旅行など引き受けなければいいものを…と誰しも思うものの、シャーリーは「勇気が人の心を変える」と信じて、辛い仕打ちにも耐えながら尊厳を保って対処し続ける。。。
旅の途中の休憩中、トニーは、New Yorkに残してきた妻のドロレスに手紙を書くのだけれど、シャーリーが手紙の書き方をアドバイスするようになって、各段に熱いラブレターへと変貌(笑)。このドロレスがまた素敵な女性で微笑ましい♪
数々のトラブルを何とか乗り越え、2回ほどは演奏会をドタキャンしたりするハメにもなったけれど、予定を終えてクリスマス・イヴの晩にNew Yorkへ帰還。旅に出る前は厳格な孤高のピアニストだったシャーリーが、イヴの晩は自宅の執事にも思いやりを見せ、早々に仕事から解放。ぽつんと一人でイヴを過ごすことになるはずでしたが、一度は固辞したトニーの家族のパーティーへ、意を決して向かう…。
トニーの家では、家族親族集まっての賑やかなパーティーが始まっています。けれど、南部の問題を目の当たりにして、世界を前よりもリアルに知って思索がちになるトニー。その変化に気づくドロレス。そこへシャーリーがやって来てーーー。
トニーの雇い主であるとともに、貴重な旅の同行者だったシャーリーを、イヴの晩に歓待するドロレスの嬉しそうな表情が印象的でした^^。
クリスマスに向かうこの時期の一夜に、是非~♪
【The Handmaid’s Tale】 一方、友人から教えてもらった「侍女の物語」というディストピア小説&ドラマ&映画。まだ読んだことも観たこともないのですが、“Me Too”運動の端緒になった話題作なんですね?! 今やどこの先進国でも深刻な人口減少については、体外受精と人工保育と集団養育を充実させるより手はないような気がしていますが、ちょっと観るのが怖いほど、現状の女性の置かれた立場を象徴的に描いている気がします(映像美は観たい!)。誰しもがメイドや下僕や奴隷を欲し、誰もそんなものにはなりたくない、という人間の尊厳の問題。奴隷問題は、あからさまではなくなっているものの、潜在的にはいまだに未解決の問題かもしれません。。。
【星と自然のフェスタ】今日から八ヶ岳周辺で、こんなイベントが開催されているそうですよ~♪
2022年11月10日 (木)
行徳ふれあい周回路
先週の文化の日は、“行徳ふれあい周回路”の散策へ!
千葉県市川市のこのあたりは昔、徳が高く行い正しい“金海法印”という山伏が土地開発に努めたと言われており、塩浜橋や新浜という地名がある通り、江戸時代には徳川家康が天領として「塩づくり」を保護していたのだとか。やがては宿場町としても栄え、松尾芭蕉・葛飾北斎・安藤広重らも訪れたそうな。
そんな“行徳”周辺に、宮内庁新浜鴨場や鳥獣保護区、野鳥観察舎や緑の国などがあると聞き、訪問してみることにしたのでした。
この日は、ヒヨドリ・ムクドリ・カワウ・シラサギ・ハクセキレイ等が見られましたが、収穫だったのは、野鳥観察舎のすぐ目の前の草むらで、ジョウビタキのつがいが見られたこと。地元の方には珍しくもないのか、「ジョウビがいるね」と言いながら素通りしていましたが、我々夫婦は必死でカメラを向けたのでした(笑)。
行徳鳥獣保護区は、湿地再生のため、防火壁ならぬ防人壁のように四方を柵で囲まれており、地図上の緑のほとんどの箇所には立ち入ることが出来ません。ただ、定期的に催されている“観察会”に参加すれば、鳥獣保護区の一部をレンジャーさんに案内してもらえるそうで、桜の季節にでも申し込んでみたいなぁ…と思いました♪
周回路の一画に一昨年くらいに出来たという観察舎“あいねすと”は、小さな喫茶店もあるピカピカの建物で、月曜以外は9時~17時まで無料で使える憩いの場。近くには野鳥病院もあり、様々な種類の傷付いた鳥たちが保護されていました。
猛禽類が哀し気に鳴き続けていたのが印象的で、数人の係員の方が鳥小屋の中をきれいに清掃しておられました。名実ともに鳥獣の保護に地域で尽力している様子が垣間見られ、足を踏み入れられない場所が多いのも致し方ないな…と感じたのでした。
観察舎と野鳥病院の先をさらに進むと、“緑の国”という看板が。土日祝日のみの開放だそうで、入り口で靴底の消毒をして入場~!
受付の方が、中の様子を簡単に説明してくださいましたが、遊歩道の先にカワウのねぐらがあるらしく、「ちょっと臭いかもしれません」と注意喚起^^;;。東京港野鳥公園でも、一部カワウが密集し、糞で樹々が真っ白になってしまっているのを見ているので、それを回想しながら進みました。
最初の数メートルは人工的な感じでしたが、すぐに遊歩道への案内があり、そこからは別世界。林の中を散策しているかのようで、横には広大な干潟が広がり、時折魚が飛びあがって光っていました。2つの観察壁がありましたが、その途中が確かに鳥の糞だらけで真っ白になり、魚介類の独特の匂いが立ち込めていて、そこだけ速足で駆け抜けました(苦笑)。
この“緑の国”は1975年に「遮断緑地」として作られたのが始まりで、当時は樹々の苗が植えられたばかりでスカスカだったようですが、今や見違えるようなジャングル状態^^。まだ、見られる鳥の種類はそれほど多くないようですが、干潟を人界から守る立派な壁になりつつあるのは確かなようで、数十年後にどうなっているか楽しみです。
【観察会情報】以下の日程で観察会が開催されており、先着20名くらいで締め切られるようですよ~。
・園内観察会 日曜・祝日13:30~
・平日観察会 毎月第1木曜日10:00~
・夕暮れ観察会 毎月第4土曜日16:30~(冬季は16:00~)
2022年11月 9日 (水)
皆既月食&天王星食2022
火曜の夜は、18時から21時半くらいのベストタイムに、ベストコンディションで皆既月食が見られる…との“ふれこみ”でしたね。
我が家もご多分に漏れず、早めに夕食を済ませ、18時過ぎに外に出てみました。
この日のために、先週、ウン万円の頑丈な三脚を購入した夫。その甲斐があるようにと願って、見晴らしのよい場所に行って空を見上げるとーーー。
すでに半月くらいにまで欠けた月が、煌々と夜空に浮かんでいました。
ベンチのある、隅田川テラスの一画に三脚を据えて、皆既に向けてスタンバイ!
予定通りに(←ここに感動します! 笑)着々と欠けていき、あれよあれよという間に赤銅色の満月へと変貌~♪
例によって、非力な私のスマホでは遠目にしか撮影できないので、夫のSONYのデジカメの液晶モニタで観察を続け、皆既食の最大から徐々に終わりへと近づく中、なんと天王星らしき小さな光が!!
上に並べた3枚の写真は、いよいよ皆既食のフィナーレ!という頃合いの数十分。
月の左下の米粒ほどの小さな灯が、きっと天王星だったのでしょう。徐々に徐々に赤い月に近づいていくのがわかります。
そして20:40に、月の輪郭線にほとんどくっつくのが見えました^0^! 442年ぶりの共演とのこと。ナマで観ることが出来て本当にラッキーでした♪
川の対岸では、何かのドラマの撮影クルーが大勢いて、何やら撮影しているように見えましたが、皆既月食の晩と知ってスケジューリングしていたのか、はたまた偶然の撮影日程だったのか…?? 私が今期視聴しているドラマだったとしたら、皆既月食をドラマの演出で使うなんて洒落たシーンも目撃できるかも??!
ともあれ、終始中腰でいちいちマニュアルで設定を変えたり、火星やら木星やらまで撮影してみたりと、2時間ほどもカメラを手に孤軍奮闘していた夫に拍手~! お疲れ様でした。一生に一度のレアで聖なる夜宴でした^^♪
2022年11月 8日 (火)
真っ青な空と食欲の秋!
先週の、ある気持ちよく晴れ渡った日の朝、汐入公園あたりを歩いたら、それはそれは雲一つない真っ青な空!
空が青い日は、何を撮影しても色が映えます^^。
ただカモメが街路灯に留まっていたり、ちょっと赤く色づいた樹があったり、ゴッホの糸杉のような印象のウネウネした木(カイヅカイブキというらしい…)を見つけたりしては、ついパシャパシャと写真を撮ってしまいます。
荒川沿いには産業技術高等専門学校があり、同校の同窓会は“大空会”というのだとか。航空宇宙工学コース等もあり、なんだかぴったりのネーミングですね♪
2時間ほどで、14,000歩/10kmくらい歩いたら、うっすら汗ばんでお腹もペコペコ。
普段のランチはかなり控えめなのですが、この日はオムライス専門店に入って、ガッツリ食べてしまいました^^;;。
(朝ドラの舞ちゃんが、2ヶ月で5kg減量しようとしているのを横目に、罪悪感に駆られながら食べました…笑)
【芋きんの秋】先月、徳太楼のきんつばの美味しさに目覚めて以降、第二のおいしいきんつばを探し求めています。先日は、満願堂の“芋きん”を頂きました。これも、この季節にぴったりの美味しさです~♪
2022年11月 7日 (月)
今期アニメとドラマは…
今期のアニメは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」をフォローしています。全体の世界観の骨格は、重厚な感じを踏襲しつつも、主人公周りの展開は未だかつてない雰囲気の異色さで、その異色さを愉しんでいます。
毎回何かしらJKワード的な言葉に笑ってもいて、
・横恋慕さん
・ダブスタおやじ
・ロミジュリする
など、一度聴いただけでは何と言っているのかわからず、いちいち息子に訊いて解明している始末^^;;。
まぁ今の所、一番の名言は「逃げたら1つ、進めば2つ、手に入る」ですけれど~^0^♪
それにつけても、昨夕の影武者エランくん…。。。もはや1本ロウソクを平常心で見ることが出来なくなってしまいました…(ToT)。。。
個人的には、当初、時代錯誤のオレ様キャラだと思っていたグエルくんが、次第にイイ奴に思えてきて、今後の“魅せ場”を期待しています♪
一方、今期ドラマは、「鎌倉殿~」や「舞い上がれ!」はともかくとして、今は「クロサギ」にハマっています(どうも私は詐欺モノに弱いらしい…^^;;;)。世の中の解消されない理不尽に、ただ“あきらめ”ているのは忍びない…という気持ちが鼓舞されてしまうからかもしれません。
驚いたのは、この原作マンガの原案者が、「正直不動産」と同じ人だったこと! その人のWikiを読んで、まさに波瀾万丈のご経歴にも驚きました。人間、同じ世界に生きているのに、見ている様相が全然違うってことはよくありますが、この方は一体、どんな現実を見て来られたんでしょう…?!
甘味屋のおやじさんが、一体何を考えて黒崎の面倒を見ているのかーーー興味津々で見守っています。
(2006年には山P主演で同じドラマをやっていたんですね。この時は残念ながら気づかずに観ていませんでした~)
そして、長澤まさみさんの「エルピス」。2話をたまたま見て面白かったので1話に戻るという、不謹慎な見方をしてしまいましたが、登場人物の独白調のナレーションが多用されていて、すごく個性的な演出と脚本。1,2話でなんとなく犯人の目星は付いた気がしますが、むしろ冤罪晴らしに尽力する人たちの内面の変化こそが面白そう…。今後の展開が楽しみです!!
(話題の「silent」は、4話を見て、韓流のような純愛が切なすぎて、長時間見ていられそうになく、躊躇しています^^;;;)
【皆既月食】明日の夜8時半頃、皆既月食~。国内どこからでも比較的見やすいようですが、果たして観られるか?!
「月の出・月の入り マップ」や「月の位置計算」で、ベストなロケーションを探して出掛けよう~♪
2022年11月 6日 (日)
東京港野鳥公園再び
先週、夫とふたり、東京港野鳥公園を再訪。一昨年の夏に2回行って以来、3度目です(夫は4,5回目)。
開園前から数十人の人が来ていて、大きな望遠レンズを抱えた人もチラホラ。皆さん、野鳥のベストショットを狙って朝から準備万端整えて来ているようでした。
この日は、ずっと工事中で立ち入れなかった前浜干潟観察デッキがオープンしていたのでラッキーでした! その場所で、肉眼ではカワセミを観ることも出来ましたが、カメラを向けたら飛び去ってしまい、シャッターチャンスは逃しました^^;;。
また、セグロセキレイやイソシギやホシハジロやコサギやカルガモ等々、お馴染みの鳥もたくさん。
細長い干潟の松の木に留まっているカワウがものすごい数で、下の木々がフンで真っ白になっていて驚愕!
別の木々の下には、ピーナッツの袋を開けてバラ撒いたかのように、たくさんのドングリがあちこちに落ちていたし、トベラやシャリンバイの実もたくさん成っていました^^。
2時間ほど散策した後は、天王洲アイルに移動してランチ♪ RIDEというレストランのオープンテラスで、運河を眺めながらワインをちびちび頂きつつ、薪火グリルサラダとカリカリの薪火チキングリルをぱくぱく。
テラス席がものすごく快適なポカポカ陽気の日だったので、本当に寛ぎのひとときでした。
2022年11月 5日 (土)
ランラン カンカン半世紀
先月末、上野公園では、パンダのランランとカンカンが初来日してから50周年を祝う式典が行われたようですね^^。
祝賀ムードの中、上野の街を少し歩いたら、動物園前はすごい人。パンダちゃんの切手を販売していたり、ARパンダを紹介していたり、パンダのバルーンも浮かんでいました^^(バルーンを観たのなんて、何年ぶりでしょう…??)。
遠足だったのか、黄色い学童帽をかぶった小さなお子さんたちもゾロゾロと動物園の中に入って行きました。
ジャイアントパンダは本当に癒し系。まるまるとして、垂れ目風で、白黒のバランスも絶妙で、のっそりした風体で竹をもしゃもしゃする様も、どこか愛らしくて、心の平和を呼び覚ましてくれる不思議な動物^^。
「ちょうど50年前に、日本に初めてジャイアントパンダがお目見えしたのかぁ…」と、日中国交正常化の友好シンボルであるランランとカンカンを思い出しつつ、昨今の世界の不穏な動きを、痛ましく感じました。ちょっと感慨に浸りながら、不忍池を覆う蓮の絨毯と、池の端のかすかな紅葉を眺めたのでした。
【国宝展】あ、上野といえば、国宝展の開催中に一度は国立博物館に行かなくちゃ!(私は尾形光琳の硯箱を観てみたいなぁ…と思っていますが、息子もきっと大包平を観たいに違いない…)
2022年11月 4日 (金)
繊細さん(HSP)??
私は自分のことを、いわゆる“繊細さん®”(HSP)だと思ったことはありません。それなりの感受性はあるし、昔は今よりは繊細だったかもしれないけれど。。。
ただ、生まれつきの気質というより、気分的に落ち込んでいる時などに、普段なら気にならないことが妙に気になる、ということはあるようです。
近頃変に気になるのは、LINEスタンプのキャラクターの表情。瞳がキラキラしていない、点状の目に、無表情な顔のスタンプを見ていると、不安な気持ちが増幅されてしまいます。ましてや、こんなスタンプが知人から送られてきた日には、「私、何か失礼なこと書いたかな?」と悶々と気になってしまうのです。“目が笑ってない”ことに、傷付いてしまうようでーーー^^;;;。
先月、コロナ禍の影響か、不登校の小中学生が過去最大数になっている、というニュースがありました。感受性の枯れたオバサンでも、気分によってはこんなことで傷付くのだから、感受性ほとばしる若い子どもたちにとって、日々の些細なことが、どのくらい心に影響を及ぼしているのかと想像すると、「生きるって大変…」と思ってしまいます。リモートの時間が長いと、自然な雑音よりも、文字や絵文字に接する時間が増えてしまうせいか、必要以上に“相手の気持ち”を察しづらくなっているのも一因かもしれませんね。
大丈夫だよ。広い世界、いろんな人がいるけれど、誰かとの縁が切れてしまっても、深呼吸して空でも眺めていたら、またすぐに誰かや何かと繋がることは出来るから。むしろ、自分の心が“無表情”になってしまわないよう、豊かで繊細な感情を大切にしよう~♪
【にっこり梨】今年の“にっこり梨”第一弾は、お馴染みの“肉巻き”~♪ 1個を24等分して巻き巻きし、塩コショウで焼きました。フライパンを2つ使ったら、焼き過ぎてちょっと焦がしてしまった…^^;;;。次は、キンキンに冷やして生ハムで巻いてみようかな~。
2022年11月 3日 (木)
『ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来』
先月、表題の書籍を読了。
農作物の品種開発者やブランド/商標担当者には是非是非読んでいただきたい、商品名/商標管理の教科書にもなりうる本でした!
クリスマス目前のこの時期、イチゴに思いを馳せながら、ハラハラドキドキした後でHappyな年末年始を過ごせそうです^^♪
(以下、ネタバレ注意)
去年、ロイヤルクイーンという見事なイチゴを頂きましたが、あの栃木産の苺は、2010年には商標登録され、2011年には品種登録もされていました。日本の農産品は素晴らしいものばかりですが、特に苺は、プチトマトと並んで食卓の彩に欠かせない上、ショートケーキやパフェのクオリティを左右しますよね。
農産物の品種やブランド管理では、種苗法による品種登録、商標法による商標登録や地域団体商標登録、地理的表示法によるGI登録などがありますが、本書は、突然変異により生まれた苺の新品種を、地域の基幹産業にして盛り立てようという人たちと、権利保持によるブランド・マネジメントでロイヤリティ収入を得ようとする商社との、手に汗握る駆け引きの物語。
せっかくの画期的なイチゴの新品種を開発したにもかかわらず、鼻の利く商社マンに商標を先取りされ、販売直前で警告書を送りつけられた苺農家の人たち。苦労して作った苺が売れなければ、農家はすぐに立ち行かなくなってしまう。さぁどうしようーーー。
最終章(第5章)直前まで、この窮地をどう切り抜けるのか、うまい方法が見当たらずに途方に暮れながら読み進めました。
種明かしをされてみれば、「なるほど~!」と膝を打ちましたが、実際にはそううまくいくとは考えられず、だからこそ本書を、広く農業従事者やブランド管理者の方々と共有したいと思ったのでした。
今回のお話は、国内でしのぎを削る顛末でしたが、種苗の国外持ち出しと、外国での商標先取りこそが、これからの農業の懸念材料。その意味では、商社マンの提唱したマネジメント・プロジェクトは、実はとても大切で、生産者とマネジメントのプロフェッショナルとが良好に手を携えて、世界を席巻するくらいのつもりで打って出るような計画こそ欲しい…と思ってしまいました。
著者の南原氏は現役のインハウス弁理士さんと聞いています。日々、本書のような侵害がらみの警告を打ったり受けたりしておられるのでしょうか…? 事実は小説より奇なり、で、毎日がエキサイティングなのかもしれませんねぇ。前作のVチューバーの話も楽しませていただきましたが、本書は面白い上に勉強になりました! ありがとうございました!
本書の読後は、無性にイチゴのショートケーキが食べたくなって…、つい…、季節外れにもかかわらず、夫を付き合わせて果樹園のイチゴのズコットを買って来てしまいました^^;;。イチゴ農家さんのご苦労を思いながら、甘酸っぱくて真っ赤なイチゴを堪能致しました~♪
参考までに、イチゴ関連メモ。
・「女峰」品種登録:栃木2号→女峰(2000/1/24失効)
・「とちおとめ」品種登録:栃木15号→とちおとめ(2011/11/22失効)
・「なつおとめ」品種登録:栃木25号→なつおとめ
・「スカイベリー」品種登録:栃木i27号、商標登録:スカイベリー
・「ミルキーベリー」品種登録:栃木iW1号、商標登録:ミルキーベリー
・「とちあいか」品種登録:栃木i37号、商標登録:とちあいか
・「ロイヤルクイーン」品種登録:001-16RQ、商標登録:ロイヤルクイーン
・「あまおう」品種登録:福岡S6号、商標登録:あまおう
2022年11月 2日 (水)
脳の健康チェック フリーダイヤル
先月、NHKで紹介されていた、認知症の進行をチェックするフリーダイヤル。
ニュースを見てすぐに両親に「来年の3月までフリーダイヤルで認知症チェックが出来るらしいから、やってみて結果を教えて!」とメールしました。
その日のうちに父から返信。「正常と判定され、ほっとしました。」とのこと^^。
母の方からは音沙汰なし…^^;;;。
私としても、自分自身で3パターン(普通に話す、手をユラユラ揺らしながら話す、声をわざと震わせて話す)くらい演じ分けて実験的に電話してみたい欲求に駆られましたが、リソースの無駄遣いか…と思い、やめておきました(苦笑)。それでも、明らかに昔より物覚えは悪いし、人の名前をよく忘れるし、軽い認知症なんじゃなかろうか…と思っているので、“普通に話す”という平常状態で1回だけ掛けてみました。
固定電話で掛けてしまったので、「より詳しい判定結果をショートメールで送ってもらう」ことは出来ませんでしたが、結果は“正常”でした^0^;;。
日付と自分の年齢を答えるだけで、どの程度正確な認知機能の判定が出来るのかはわかりませんが(声紋のパターンで判定しているらしい…)、大量の音声データ(と電話番号)の収集が、今後何かの役に立つのだと信じて、興味本位でトライしたのでした(本サービスはNTT Comunicationsの事業なので、フリーダイヤル期間が過ぎたら、本体の通信事業と併せて一石二鳥ですね…^^;)。
「脳の健康チェック」のキャッチフレーズは、「“知る”は最高の予防」。少なくとも、定期的にこのチェックを受けるだけでも、軽い緊張感による認知症予防になりそうな気がするのですが、後日、母に電話して「認知症チェック、やらないの??」と訊いたら、
「もう認知症の自覚があるのに、これでもし他人からも認定されちゃったらイヤじゃない」
とのこと^^;;。病院嫌いの母は、健康に自信があるからではなく、どうやら人から「○○病です」と認定されるのが怖いらしい。それを契機に“気に病んで”しまうようでーーー(母の母、つまり私の祖母は、晩年アルツハイマーで、かなり進行しました)。
一昨日、朝から布団を干し、昼過ぎまで庭で草むしりをし、昼食を食べてから布団を入れて、相当疲れた母が、珍しく昼寝をしたそうなのですが、それを知らずに私は、寝入ってから2時間後くらいに電話を入れてしまいました。その時の母の受け答えが、あまりに別人のようで驚愕。
「はぁ? はぁ? なんでしょう?…」
と、まるで頭が働いていない様子。老化すると、睡眠状態から覚醒するのにも時間がかかるようになるんでしょうか…??
しっかりとアルツハイマー型認知症と認定された義母は、晩年ずっと認知症の進行を遅くする薬を飲んたりパッチを貼ったりしていました。薬嫌いの私もさすがに、認知症を抑える薬に関しては、母にはちゃんと検討の俎上に上げて欲しいな…と思ってしまうのでした。
(近頃は、表情から進行度を測ったり、網膜検査でアルツハイマー病診断が出来るようにもなっているのだとか…?! 正確な診断もさることながら、やはり治療薬の開発が待たれますねぇ。。。)
【泰山木の花言葉】泰山木の赤い実が見られる季節。その大きく白い花の花言葉は…、日本だと「前途洋々、荘厳、威厳」だそうですが、海外だと「長寿、持続性、自然への愛」なのだとか。花も実も、すごく個性的ですね~。
2022年11月 1日 (火)
東京Yamathon
早くも11月! 今年もあと2か月と思うと、光陰矢の如し。。。
先月22日、山手線周辺で、やたらと緑のゼッケンを付けた集団を見掛け、何事かと思い、ゼッケンに記載されていた“TOKYO Yamathon”という語をググってみました。
すると、2010年に第1回が行なわれて以降、すでに第11回も実施されているチャリティーイベントであることが分かりました。2~4人でチームを作り、14,000円のエントリー料を支払って、山手線の30駅の外観の写真を撮り歩き、12時間以内にゴールする、というものらしく。。。
「うわぁ、やってみたい!」
と思いましたが、一日に38~44km歩くというのは、なかなかハードな感じです。12時間以内に完歩できなくても失格ではないし、あくまで楽しく健康作りをしながらチャリティーに参加できるというコンセプトのようなので、参加している人たちは皆、和気藹々とおしゃべりしながら歩いていました。
少なくとも、マラソンに参加するよりハードルは低いかな^0^?? 来年か再来年、覚えてたらチャレンジしよう~♪
【アニメ好きの…】先週、すっかりご無沙汰している友人から、久々にメールを頂戴しました。折に触れて、アニメ好きの仲間で集まっていたのに、コロナ禍で会食不能になって以降、会えずにいる人たちのうちのお一人。本業の他になんと、フリーで某アニメ制作会社の仕事も手伝っておられるとか?! 私にも、「PRの仕事、やりませんか?」と誘ってくださり、びっくりするやら感謝するやら。数年前、私が脚本の勉強をしていたのを覚えていてくださり、「脚本会議を覗いたり、映像化の過程を身近に観察できますよ」とのこと。喉から手が出るほどの思いではありましたが、敢えて仕事は控えめにしている時期なので、残念ながら辞退。今度お会いできるのはいつになるかな~?
昨日は某SAOゲームの発売日だったとかで、オタクな皆さまは大盛り上がりだったようで…^^;;。夫が昨夜「今日、何の日か知ってる?」と訊ねたら、息子が「あぁ、某VRゲームの発売日ね」と、話が通じていて、私一人キョトンとしていました。まだまだ修行が足りません^^;;;。
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