北の丸公園(2022/11/27)
先週、皇居乾通り一般公開を観覧したあと、北の丸公園で何種類かの野鳥を観ました。
まず、乾門の目と鼻の先にある池の中州で、キセキレイとツグミ。
キセキレイは、先月の新宿御苑で見た時同様、水辺の湿地をしきりに歩き回り、小さな虫を探していました。夫が撮った写真を拡大して見たら、何かをくわえていました(笑)。かなりの食いしん坊とお見受けします^^。
ツグミは、キセキレイほどには動き回らず、じっとしている時間が長かったかな。大柄で地味目ではありますが、お腹の模様が印象的ですね。
その後、園内の西側の滝周辺をゆっくり歩きまわって、小鳥の声のする樹の下で立ち止まっては姿を探しましたが、全然撮影できず。ヒヨドリがヒーヨヒーヨとしきりに鳴いて、独特の滑空飛びを見せてくれる以外は、皆警戒して出て来てくれませんでした。
そこで今度は、科学技術館と武道館の間にある緑地帯の方へ。梅の樹で、よく小鳥を見掛けるので、梅林にしばし腰を据えて見上げているとーーー。
なんとなんと、コゲラとエナガに遭遇♪
コゲラは、黒と白の横縞柄のロングコートを羽織っているかのようなオシャレさん。お腹の柄はちょっと控えめで、ツグミに似ています。やたらと木の幹や枝を突っついて、小さな虫をつまみ出そうとしているのか、右の写真ではかすかに、舞い飛ぶ木屑のかけらも見ることが出来ます。コゲラの足はかなりガッシリとしていて、前足と後足のツメがごっつくて、枝をつかみやすい構造になっているようです。オスは、耳羽のあたりに小さな赤い毛があるとのことですが、この日の撮影では赤いものは見えなかったので、メスだったのかしらん?? コゲラがドラミングしていた樹の背景の緑がとても美しかったのですが、あれはドングリの樹(今回のはマテバシイ)??
この緑地帯に足を踏み入れた際、突如バカでかいオオスズメバチが威嚇して来たので、近くに巣があったのか、彼らの餌場だったのか…??(汗)。
バードウォッチングに出掛けるたび、頭の中にハテナが渦巻いて、自分が自然のことをほとんど知らないのを痛感します^^;;。
一方、この日の朝、「今日はエナガが撮れたらいいね~」などと話しながら出掛けたので、エナガが近くの枝に留まったのを見つけた時には、夫婦して内心小躍りしました♪ が、かわいい正面顔はピンボケ写真しか取れず仕舞い(泣)。バッチリとピントが合った時には、お尻を向けられてしまいましたぁ~^^;;。
エナガは、ちっちゃくて丸っこくて、毛糸のポンポンみたい♪ 白い身体に黒い瞳が愛らしく、華奢な脚もチャーミング。嘴もちょこんと小さく突き出して、“ひよこちゃん”の雰囲気です。まさに、母性本能がくすぐられます(笑)。繁殖期に作る巣が、すごく凝っているそうなので、いつか見てみたいなぁ。その時は、今回よりピントの合った写真が撮れますようにーーー!!
(清水門近くのベンチで夫がカメラを片付けていると、オレンジ色の胸元の小鳥が、葉の落ちた桜の低木の枝先で、ものすごく美しい歌声を披露し始めました。姿はヤマガラみたいに見えたけど、あんな歌声、聴いたことない~?!…もしかして、メスを呼んでた?? 鳴き声もだいぶ個体差があるみたいですねぇ^^)
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