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2023年3月12日 (日)

婚活は究極の非対称二面市場?!

 今月頭、ネットで「男は努力、女は妥協が必要? 婚活で傷ついた経営学者の新たな提案」とのニュース記事を見掛け、思わず反応してしまいました(笑)。
 教え子が大手結婚情報総合サービス企業に就職したのを契機に、自身の結婚を考え始めた経営学の先生が、その教え子の会社の婚活サイトに登録してみたのだけれど、結婚に至るどころか酷い目に遭った…という経験を論文にしたとのこと?! しかもこの論文、2021年に日本で最も読まれた論文なのだとか??!
 そんな話が論文になるの?!と思い、尚且つ、日本で一番読まれた論文って、どんな内容なんだろう…?と、俄然興味が湧き、この論文を入手して読んでみました。タイトルは、「新興市場でのオートエスノグラフィー」。
 オートエスノグラフィーというのは、要するに、個人的体験をより汎化して意味づけ・理解することのようです。
 全31頁から成る本論文、前半は学問的な経緯や位置づけの記載ですが(ちょっと誤植が多い…^^;;)、p.10~の「入会への勧誘:市場価値を可視化される」という項あたりから、著者の個人的体験の記述になっていきます^^;。ITを駆使した昨今の婚活サービスを、経営学におけるイノベーション研究の視点で分析することを試みているのでしょうが、「ちょっと個人差がありすぎるんじゃ…??」との思いは拭えず。
 ただ、私自身が学生時代のコンピュータ・サークルで、文化祭に“フィーリングカップル5対5”を開催した経験からも、また、息子が婚活サイトに関心を示していることからも(苦笑)、近年の婚活市場の様相には興味があり、つい全部読んでしまったのでした^0^。
 そして、正直、息子には婚活サイトは使って欲しくないなぁ…と思いました。有用に機能することも多分にあるとは思うのですが、この二面市場はあまりに非対称で、一方に不利になるように感じてしまったから。
 相思相愛なんてことはほぼなく、大抵は一方がアプローチして、一方は選ぶ、という構図にならざるを得ず…^^;;。
 今回のケースでは、ただただ女性が、高級ハンドバッグでも選ぶかのように男性をえり好みし、男性はサンドバッグ状態のように見えてしまいました^^;;。(まぁ世の中、そんな女性ばかりではないと思いますが…^^;;;)
 野生動物でもたいがいは、身体が大きくて強く、美しく、歌やダンスが上手なオスがモテがち。自然は男性に厳しいのでしょうか。。。
 本論文の先生は、2年近い婚活で、結局誰とも2度目のデートにさえ漕ぎつけることが出来ず、「自分自身に全く価値がない」という哀しい認識を得るに至ったのだとか(T T)。
 自虐的な謙遜だろうとは思いつつ、なんだか物悲しい気持ちで読み終えたわけですが、どんな情報を登録し、どんな流れでパートナーを探すのか、という、婚活の概要を知れたのは収穫でした^^;。やはり、雷に打たれて無私の魂で臨まない限り、結婚への第一歩を踏み出すのも勇気がいりますね^^;;;。万が一、将来息子が婚活サイトを利用するようなことがあれば、最低限、女性会員からも会費を徴収する会社にするよう助言しようと思います(苦笑)!

20230310 【痛恨のミス!】先日、キレンジャクが飛来したとの情報を得て、某公園に駆け付けたのはいいのですが、あまりに慌てて出たもので、なんと、カメラに電池を入れ忘れるという痛恨のミス!! 目の前にたくさんのレンジャクがいるのに、望遠レンズを向けられないという哀れな体験。。。二度とすまい。。。(写真はスマホで撮ったものです(T T))
 それにしても、まるでポケモンゲームで色違いポケモンを探すかのようなキレンジャク探索になっています(苦笑)。

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