お寺DEアール・ブリュット 3人展@広尾了聞
先日、14年ぶりくらいで広尾に赴きました。
委員会活動でお世話になった先輩弁理士先生のお子さんの展覧会を鑑賞しにーーー。
この先輩、現在はお子さんをサポートするために勤め仕事を辞め、資格もいったん棚上げして、いろいろ事情の異なる子どもたちを補助する家族会の活動や、地域の芸術支援活動などをしておられます。
会場は、草刈正雄さんのCMでもお馴染みの“了聞”。とても落ち着いた素敵な空間です。都市型納骨堂ですが、こうした芸術振興もしているんですね。
今回の展覧会は、3人の子どもたちの作品が展示されていたのですが、どれも心が洗われるようなテイストで、中には自然に涙が溢れてくるようなものも…。
先輩のお子さんは、生き物の絵も描かれるようで、鶏やムクドリ等いくつか鳥の絵もありました^^。今度、私が撮った野鳥の絵も描いてもらおうかな~などと思いながら、のんびり拝見したのでした。
この日はあいにく、先輩は家族会の会合でどうしても終日時間がなかったため、お会いすることはできませんでしたが、やさしい作品を鑑賞して、近くの有栖川宮記念公園を少々散歩して帰りました。
今月いっぱい(明日まで)開催しているようなので、アール・ブリュットにご興味ある方は行ってみてください。作品の通販もしておられるそうです♪
【指筆談】後日、広汎性発達障害の息子さんが言葉を紡ぐきっかけとなった“指筆談”による、文と絵のオリジナル冊子をお送りいただきました。一見すると言葉を解せない・操れないように見える人の心にも、豊かな言葉の世界が広がっているのを感じられる本でした。昨年「小鳥博士」が話題になりましたが、文字と発語以外でもしっかりと意思疎通できるツールがあると考えると、指筆談も新たな地平を見せてくれるような気がするのでした。
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