USPTO eGrants
中国は、去年の3月1日から電子特許証へ完全移行となっていましたが、本日より米国も、すべての特許はeGrantsの形で発行されることになるようです(移行期間中は追加費用の支払いで紙の特許証も請求可能)。韓国も今年いっぱいは、電子特許証を選択すると1万ウォンの減免が受けられますし、台湾も今年の頭から電子特許証を選択可能となり、ペーパーレス化の流れはいずこも同じ。
(米国の特許証は、リボンでがっちり留められて結構格式ある冊子状態だったので、あの製本作業がなくなるのは、相当な労力カットになりそう…)
日本はいつごろ電子特許証へ移行するのか分かりませんが、もはやこの手の証明書は、信頼性の担保された国のサーバで、ステイタスを確認できれば十分のような気もしてきます。なにせ、見映えだけならいくらでも加工可能な世の中ですから^^;;;。
時代の流れとはいえ、ちょっぴり味気ない気もしてしまいますが、“物”を送る手間や時間やコストやエネルギーは、極力減らしていくべきなんでしょうね…。
(米国ではまた、2023/6/30以降、非DOCX書面を提出するとサーチャージを取られるようになりますが、XMLでデータを構造的に管理するのは趨勢として当然の気がしますね。ただ、マドプロの国内受理通知の郵送までは手が回っていない…?!)
省エネの観点で、“物”の移動は少ないに越したことはないとは思いつつ、日本に居ながらにしてベルギービールが飲める幸せは捨てがたい…^0^;!
【香港Reclassification】また、香港のマドプロ加盟の下準備も着々なのか、Reclassificationの通知が出されたりしている模様。昔の日本の“書換”を彷彿とさせられます。
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