展覧会「金子みすゞの詩」
先週末、友人と二人で「金子みすゞの詩」という展覧会へ。
実は、20年ほど前にお世話になっていたイラストレーターさんが、今回の展覧会関連のお仕事をされたのです♪!
このほど、この展覧会のことを教えていただき、早速お仕事の成果を拝見しに行くことに!
26歳という若さで夭逝した詩人の詩は、童謡として歌い継がれ、小学校の教科書にも載るほど、長く人々の心を温め続けています。
今回改めてそれらの詩に触れてみると、ツバメやトビやコマドリやスズメやヒバリや青い鳥などなど、小鳥がたくさん登場することに驚きました。山口県の仙崎という場所の各所で、さまざまな詩を紡いだそうで、イラストレーターさんが見事な仙崎マップを描かれていたことにも感動。
自然を独自の視点で眺め、感じるところを素直に表現する、その言葉の感性が素敵でした。
彼女の未発表の詩を、長年の追跡で発掘した矢崎さんという方の執念が凄まじかった!
あるひとつの詩に感じ入ることはあっても、その作者をその後ずっとずっと追い続けるって、なかなか出来ることではありません。
人は、人との出逢いによって生かされるんだなぁ…と、しみじみしました。
私が駆け出しの編集者だった頃に出逢ったイラストレーターさんも、今やベテランの域に達し、幅広い仕事をなさっています。機会を見つけて、彼女の描いた仙崎マップを片手に、山口を歩いてみたいなぁ~。
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