軽井沢 野鳥の森(2023/5/4)
緑の日は、聖地巡礼!とばかり、“ミニ野鳥友の会”のご夫婦と一緒に、軽井沢 野鳥の森へ♪!
大行列のハルニレテラスとは対照的に、ゆっくりとそぞろ歩きが楽しめる森は、初心者バーダーにはベスト オブ ベストな自然の豊かさ!!
カエルの声が響くピッキオというネイチャーセンターを起点に歩き始めると、すぐさまたくさんの野鳥の気配ーーー。
まず出迎えてくれたのはサンショウクイ。
「ピリリィ~」という鳴き声から、「山椒は小粒でピリリと辛い」を連想して命名されたそうですが、そこここからピリリ・ピリリという声が聴こえてきます。
スマートな体型で過眼線と頭が黒っぽいのが特徴。リュウキュウサンショウクイのように頭が黒い個体も。すごい密度で生息しているようでした。
どんぐり池のほとりには、コサメビタキの巣がある樹があり、周辺にはたくさんのコサメビタキが!
「小鮫」という名前に似合わず可愛い瞳。体上面がサメ色だからということですが、顔に似合わずシックな色合い。
嘴の基部が黄色いのが特徴ですが、見えづらいですね。
午後のどんぐり池には、見事なヤマカガシがいてびっくり!(写真には収めましたが掲載は自主規制^0^;;)
その後、オオルリの声を聴きながら姿を探しましたが、唯一撮れたのがコレ↓
遠すぎだしピントも合わず、残念無念!
さらに、渓流沿いではなんと、コルリも! これまた素早く隠れてしまってピントは合わず^^;;。
なかなか姿を捉えるのは難しい~!(でも見られてよかった♪)
渓流沿いでは他にも、キセキレイやミソサザイにも遭遇しました。ミソサザイは友人たちご夫妻が見つけてくれなければ見逃すところでした。
たくさんの苔をくわえた姿が可愛い! 巣作りの真っ最中ですね♪ ごく間近で目視することも出来、貴重な体験となりました。
そして今回の驚愕の出逢いは、やはりキビタキ! 野鳥の宝庫を象徴するかのような遭遇回数の多さでした。
暑いくらいの気候だったので、水浴び後のキビタキの姿なども観られ、歩道沿いを、我々をどこかに導くかのように前へ前へと飛んでいくキビタキも。ずっと付いていっていたら、お菓子の家でもあったかしらん(笑)。森の中には、蜂もブンブン飛んでいましたが、キビタキの警戒色はスズメバチのようですね。スズメバチの名前の由来は各種あるようですが、“キビタキバチ”でも良いのでは??
また、我々は撮れなかったのですが、友人のダンナ様が、センダイムシクイを撮ってくださっていたので、許可をいただいて記録掲載~!
クロツグミかと見紛うシルエットもあったのですが、ヒヨドリだったのかなぁ…??
休憩は、ピッキオにあるイカルカフェというお店でラテアート付きのカフェラテ♪ お昼に“ミソサザイの休憩所”で食べたコンビニおにぎりも美味しかったし、16時半頃に撤収した後は、中軽井沢駅前の“かぎもとや”というお蕎麦屋さんで山菜とろろ蕎麦も♪ 2万歩以上歩いて回った後のビールは最高でした!!
例によって友人ご夫妻は、重いのを物ともせず、そば茶やホットコーヒーを持参して下さり、憩いのひとときも天下一品の休日となりました。
すっかり野鳥の森の虜になり、「今度は是非、近くの宿を確保して、5時からのバードウォッチングツアーに参加したいね~♪」と新たな野望を胸に秘め、まあるいお月様を眺めながら帰途につきました。
まだ桜も各種咲いていたし、鳥の密度は格別だし、涼やかな風は気持ち良かったし、満月は煌々と輝いていたし、浅間山はなだらかで雄大だったし、まさに花鳥風月を堪能した休日となりました。次なる“ミニ野鳥友の会”の鳥見ツアーも楽しみです♪
(この日出逢ったバーダーさんのものらしきZooPicker記事を、後日友人が見つけてくれました。キバシリやオオルリやヤブサメやクロツグミまで見事に写真に収めていてBravo!!!)
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