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2023年7月の31件の投稿

2023年7月31日 (月)

Patent Vol.76

20230728_1 20230728_3  月刊パテントが電子書籍化されて以降、なかなか、きちんとダウンロードして全編目を通せずにいたのですが、今月号の特集が「知財関係者の自叙伝」ということで、お世話になった方が何人か掲載されていたため、久々にゆっくり拝読しました。
 弁理士会の副会長/会長を務められた、登録番号4ケタの大ベテランの先生方の自叙伝にはじまり、日米の大学の先生方や元知財高裁所長など、錚々たる顔ぶれの半世紀+α…。お一人お一人の人生そのものも興味深い上、20世紀~今世紀にかけての知財の重要判例に関わって来られた生き字引のような方々の言葉が、とても勉強になりました。
 まず驚いたのは、1997年頃、特許庁の「独立行政法人化」の動きが勃発していたということ?! もしこの時、特許庁が独立行政法人化されていたら…と考えると、色々、今とは違う雲行きだったのでは…と思いました。
 また、使命条項の創設にあたり、弁理士法第4条では、未だ地理的表示や種苗法に関する代理業務が明確に認められていないことや、経済安全保障推進法に基づく特許出願非公開制度の「保全審査」の代理人にもなれない、ということを嘆いておられる先生の提言にも、少なくとも、弁理士法と知的財産基本法の平仄をとる努力は必要ではないかと感じました。
 大学の先生や、元裁判官の方々の旅路も、それぞれにエキサイティング!
 『知的財産法判例集』で読んだ様々な判例に、先生方ご自身が関わっておられたりして、プロ・パテント時代の真っただ中を進んで来られたんだなぁ…と感動。
 法律を勉強する前の私は、当事者の観点で何かを主張するのは楽だけれど、中立的な立場の裁判官も、“正しい”ことを見抜けばよいのだから、それはそれで分かりやすいのでは…と、安易に考えていました。
 けれど、「法の解釈」を戯曲の舞台に喩えて描かれていた先生もおられるように、社会の中での問題解決は、理系的課題解決とは異なり、その時代の価値観や法体系、ビジネスのスピード、国際的な協調、各場面での相互整合性など、舞台のあらゆるものを吞み込んだ上で、“インテグリティとしての法”を追究することなんだな…、と痛感しています。
 長年、多くの法的課題を考え続けていらした先生方ですら、いまだに「法の正義に基づいた紛争両当事者間の衡平の地点」や「衡平の理念、紛争の一回的解決と訴訟経済」を模索しておられるとの告白に、あぁ、時代はいつも動いてるんだよな…と感じたのでした。
 今まさに、「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた、倫理的・法制度的・社会的課題の研究に従事しておられる先生の寄稿もあり、“起きてしまったこと”の解決だけでなく、“未来”を予知した課題解決という仕事もある、というのも面白い発見でした。
 本来、弁理士の仕事というのは、“よい未来”を思い描いて、それに資することが本然なのでしょうね~。
 個人的には、
何人かの先生方が書いておられた、“リスクとチャンスはコインの裏表”と“幸運の女神には前髪しかない”という教訓を胸に刻み、(もうそんなリスクにもチャンスにも遭遇する機会は少ないでしょうが^^;;)、本誌で紹介された先生方の心意気を見習って、チャレンジを続けたいと思います♪

【「それパク」特別コラム】本誌の巻末に、“初めての「それパク」監修ものがたり”というコラムがあり、それも楽しく拝読しました^^。本作りも、色々な人が関わるものですが、ドラマ制作はその比ではなく、数百人規模にもなる、というお話や、脚本家は弁理士に似ている、というお話など、興味深かったです。第1話から4話までの各エピソードの裏話では、正確性と馴染み良さの狭間で呻吟された監修者の先生のご苦労がよ~く分かりました!(そして、脚本家という仕事の大変さも…^^;;;)

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2023年7月30日 (日)

オナガ三昧(2023/7/24_morming)

 連日30℃超えの中、なかなか野鳥撮影に出るのも憚られ、仕方なく先日は、近所の公園でオナガの撮影^^;;。
 朝7時台、園内の池の水を飲みに来たり、樹の上で羽繕いしたり、何羽ものオナガたちが思い思いに過ごしていました。
 オナガ三昧ですが、美しいセルリアンブルーの尾羽と、真っ黒な頭をお楽しみください^^。
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 真っ黒に見える頭部の黒いベレー帽ですが、アップで見ると、頭頂部はうっすらまだら模様になっているみたいです。
 ↑…というブログを書いていたら、“ミニ野鳥友の会”の友人が、「頭がゴマ塩なのは若鳥のようです」と教えてくれました~^0^♪。
 以下は友人の許可を得て、ホントにゴマ塩頭が目立つ水辺のオナガ幼鳥写真~!
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2023年7月29日 (土)

『君たちはどう生きるか』

20230723_02  ジブリの最新作に感化され、映画鑑賞直後から読み始めた表題書籍。
 先週末読み終えました。
 概要は漫画版で知っていたのですが、やはり活字本の初版の重みは格別ーーー。
 本書は、1937年7月という、軍国主義が勢力を増して来た時代に刊行されたということだけをとっても、編纂者や著者の並々ならぬ使命感を感じます。
 私が購入した岩波文庫は、1982年11月16日に第1刷発行の、2023年1月16日第95刷!
 本当に長い間、人々に読み継がれてきたんですね…。これまできちんと読んで来なかった自分が恥ずかしい。。。
 本書は「日本少国民文庫」全16巻のうちの1つとのことですが、体裁は子ども向けとはいえ、大人になっても何度でも繰り返し反芻して、都度都度噛み締める価値のある本だと感じます。
 ことに、人の仕事が専門分化して、個人レベルではとかく消費専門家のようにならざるをえない現代人こそ、「人間分子の関係、網目の法則」について、よくよく自覚した方がよいかとも思えます。
 また、人生において後悔することは多けれど、後悔できることで成長もしているんだ、と、本書は教えてくれます。
 その意味で、ある種、“救いの本”とも言えるかもしれません。

 21世紀の今、そこここで起きている諍いや戦争を停められない不甲斐なさに、たくさんの人が心を痛めています。
 人間の歴史というほんの一瞬の時の流れの中で、今この瞬間がどんな意味を持つのかはわかりません。
 それでも、分子のような小さな存在の1つ1つが、“よくあろう”とすることで、全体としての大きな流れは、きっと“よい方向”へと動いていくんだろうと信じたい。

20230722_10  思えば、本書が多くの人の人生の礎になっているのと同じく、私にとってジブリ映画はいつも、“よくあろう”という気持ちを呼び覚ましてくれる存在でした。
 「自分の行動を自分で決定する」という魔法のような力について、もっともっと自覚的でありたい。
 よく見て、よく考えて、後悔のないように決定したいーーー。
 本書に導いてくれたジブリと宮崎監督に、感謝です。

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2023年7月28日 (金)

新しいテレビとの一週間

20230723_01  先週、我が家に新しいテレビがやってきました!
 これまでの49型より一回り大きな55型
 どう見ても、狭いリビングには不釣り合いの巨大さですが、その分だいぶ薄いので、圧迫感は思ったほどではありませんでした^^;;。
 高精細を謳っているだけのことはあり、有機ELテレビは色鮮やかで美しい画面。
 特に、森や空や海の緑と青さが透き通るような感じがします♪(正直に告白すると、このテレビの初視聴はアニメ「呪術廻戦」沖縄編でした。。。ホントに青が澄んでいて、本作の色彩設計は素晴らしい~!)
 内心「電気代が~!!」という思いが常に頭をよぎり、これまでよりも、“観たい番組の時だけ点ける”という姿勢に変わって、メリハリがついてよかったかも。。。
 今回のVIERAで、前のREGZAと比べて家族が最も戸惑ったのが、番組表表示。REGZAの時は、文字サイズを小さくして見ることが出来たのに、VIERAでは、表示チャンネル数を選ぶことは出来ても、文字サイズを選ぶことが出来ず、なかなか思い通りの表示形式に出来ずに一覧性の点で苦労しています。
 性能や機能面もさることながら、意外とこういう些細なユーザインタフェースの方が、使い勝手の点で気になったりするものですね^^;;。
 今後の5~10年で、テレビはどんな進化を遂げるのかな~??!(願わくば、省エネモードとして、音声のみとか、画面の4分の1しか使わないモードも作って欲しい…^^;)

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2023年7月27日 (木)

カボチャ解体ショー♪

 海の日に実家から譲り受けた丸々1個のカボチャ。
 どう調理したものかと考えあぐねていたところ、友人から「とりあえずレンチンして切り分けて冷凍!」とアドバイスをもらい、早速着手!
 以下、にわか仕込みのカボチャ解体ショー~!
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 2分ちょっとレンチンしたら、案外かんたんに真っ二つに出来ーーー^^♪、
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 我ながら、手際よく切り分けられました。
20230722_12 20230723_03  レンチンすると、綿も取りやすくなるようです♪
 電子レンジで、カボチャの解体もナタ(?!)いらず!!ですね^0^♪
 とりあえず先日は、いただき物のレンコンとカボチャで、夏野菜カレー♪
 その翌日は素麺の付け合わせに、めんつゆと片栗粉をまぶして竜田揚げ~^^。
(この季節、カボチャやヒマワリの黄色を見ると、元気が湧いてきます~!)

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2023年7月26日 (水)

クラゲとレンコン

20230721_1  先週末、ウォーキングで隅田川テラスを歩いていたら、橋の下の日陰の水の中に、大量のクラゲを発見!
 日向のところにはあまりいないのに、日陰にはたむろするようにウジャウジャしていて、「クラゲも暑いのかなぁ…??」などと思いながら眺めました^^;。

 その日の晩、仕事から帰った夫の手には、大量のレンコンが?!
 なんでも、勉強会を一緒にしているお仲間さんの一人のご実家が、茨城の霞ケ浦で蓮根農家をされているとかで、大量に研究室に届いた中からお裾分けいただいたのだとか(笑)。
20230721_2 20230722_11 20230723_8  スーパーで買うものよりずっと大きくツヤツヤ~♪
 素晴らしいことに、日替わりメニューのレシピまで付けてくださって、至れり尽くせり!
 全部のレシピを試してみたいと思いつつも、たぶん、連日バター&ガーリック炒めにして、キンキンに冷えたビールと一緒にいただくことになるような予感ーーー^0^♪
 ご馳走様です!!

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2023年7月25日 (火)

葛西臨海公園②(2023/7/16_AM)

 アカガシラサギとコムクドリに逢いたくて決行した猛暑下の鳥見。
 コムクドリは、ムクドリの群れに紛れているという話を聞いていたので、とにかくムクドリを見掛けては、いちいち望遠レンズ越しに顔や頭の色を確かめました^0^;;。
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 けれど、どの群れの中にも、白い顔は見当たらず。。。
 ちょっと白っぽいかな?と思うと、メスだったり若だったり幼鳥だったり…。
 なかなか、そうは問屋が卸してくれません^^;;。
 暑さ負けして、いったんスタバで休憩したものの、この日はもうコムクドリはあきらめ、西なぎさで風に当たることに。
 ちょうどこの日から、西なぎさで海水浴が解禁になっており、海開き神事のため、干潮の浜辺では神主さんがお祓い・お清めのために待機しておられました。
 実は初撮影だったウミネコが、一応Lifer(苦笑)。
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 たくさんのウミウやコサギからちょっと離れた所にいた、嘴の長い鳥を、居合わせたバーダーさんがフィールドスコープで見せてくれて、「あれ、たぶんホウロクシギですよ」と教えてくださいました。
 干上がった浜に出て、一所懸命に撮影してみましたが、いかんせん、遠い!!
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 証拠写真レベルですが、確かに、嘴の長さがダイシャクシギかホウロクシギっぽい♪
 色の濃さとお腹の白っぽさを目安に検討していますが、どうにも同定できず、現状はホウロクシギと考えています~^^;;。
 干潟にズブズブと足と嘴を突っ込みながら、何やら採餌していました。
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 ホウロクシギはLiferです♪ 夏はシギ類がいろいろ見られるのかもしれませんね。
 それにつけても、真夏の鳥見はハードです~^0^;;;;;。

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2023年7月24日 (月)

葛西臨海公園①(2023/7/16_AM)

20230716_01  葛西臨海公園のレンジャーさんのブログで、今月頭にコムクドリアカガシラサギが立ち寄っているという記事を見掛け、先週日曜の早朝に行ってみました。恐ろしいほどの猛暑だったので、朝5時過ぎから10時までしか粘れず、結局のところ毎度お馴染みの顔ぶれがほとんどだったのですが、今日明日と、2回に分けてレポートいたします~♪
 今日のところは、いつもの顔ぶれ。
 ダイサギ、コサギ、ドバト、ハシブト、ハクセキレイ、チュウシャクシギ、キアシシギなど。

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 人間の方は暑さでどうにかなりそうでしたが、鳥たちはあまり暑そうな顔を見せませんね^^;;。
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 そして、下の池の葦原で、チラリとオオヨシキリも。
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 顔立ちがセンダイムシクイのようでしたが、後で調べたらオオヨシキリで、ちょっとガッカリ^^;;。
 池の周囲の観察小屋で、ずいぶん長くアカガシラサギの到来を待ちましたが、夜行性のためか、まったく見当たりませんでした(泣)。
 さて、コムクドリは如何に?! 明日につづく~♪
 

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2023年7月23日 (日)

左室肥大?!

20230712_5  先々週のこと。
 夫が早々に帰宅し、その足ですぐに近所のクリニックに行きました。
 なんと、健康診断の結果が帰ってきて、「高中性脂肪血」と「左室肥大」と判定され、“要受診”になってしまったのだとか。。。?!
 中性脂肪は基準値の4倍ほどの数値??!、左心室の筋肉だったものが肥大して陰性T波が出ている??!
 本人は「何かの間違いでは…」と 言っていましたが、もうヒヤヒヤドキドキ…。

 病院からの帰宅後、とりあえずの報告を聴いたところ、医師から「心音はきれいですよ」と言っていただいたそうですが、一週間後にエコーと心電図を取ることになったそうでーーー。
 「左室肥大」も、ネットで解説を読む限り、かなり危険な症状のようで、夫婦してゾワゾワと落ち着かない一週間を過ごしました。
 先日、やっと再検査に行き、心電図とエコーを取り、血液検査の結果と併せて状況を聴いてきました。
 血液検査の結果、中性脂肪は基準値をちょっと超えるくらい、心電図もほぼ良好で、エコーで見ても肥大は観られないとのことでした(ホッ)。
 ただ、陰性T波とやらが少し出ているのだけれど、医師も「なぜだか分からない」とのこと???
 とりあえず、緊急を要することなく、要経過観察ということで一安心。

 まぁひとまずホッとはしたものの、もう若くないから、食事や運動は意識的にしないとなぁ…と思いました^^;;。
 それにしても、夫は以前も、“肺がんのおそれ”を健診で警告され、2度も再検査して、結局“間違い”だったということがありました。
 健診は、早期発見早期治療には欠かせないと分かっていても、基準値の4倍の数値が出たり、肺がんだの左室肥大だのという結果が出てしまうのは、家族の心臓に悪いです…(苦笑)。

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2023年7月22日 (土)

『奥日光の鳥100』

20230712img_8992  先週、表題の書籍を読了。
“ミニ野鳥友の会”の友人が奥日光に行った折、私の分も買い置いてくれていたものです♪
 本書は、奥日光でよく観られる野鳥100種を、分類・名前・写真・特徴・鳴き声・“ちょっと一言”の6項目について、
端的に整理・紹介してくれています。フォーマットに即して、無駄を省いて簡潔にまとめられているので、とても読みやすい!
 我が家は、本書掲載の100種のうち、今月上旬段階で62種までは観ていました。残すところ38種!
「せめてあと、ホオアカとニュウナイスズメとアオゲラと、、、欲を言えば高原モズとアカハラとコマドリと、、、もっと言えばセンダイムシクイとキクイタダキとコガラとコムクドリくらいは観たいよね~」と話しています^0^;;。欲張りです(笑)。
 「ジョウビタキ」の項に、別名として「翁鳥」とか「紋付鳥」とか「ヒッカタ」なんていうものまで紹介されていて、いろんな愛称があるんだなぁ…とビックリ!
 この夏は、我が家で今期撮影できた鳥たちの写真を、一冊のPhoto Bookにまとめよう♪ということになっていて、目下、“しまうまプリント”で鋭意制作中~!
 本書をかなり参考にさせてもらっています♪
(先日の猛暑下、夫に、「鳥ってさ、あんまり暑そうな顔しないよね」と言ったら、「表情筋が発達してないからね」と言われました。なんか面白くない…^0^;;)

All About Birds】←こんなサイトもあるんですね~! 

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2023年7月21日 (金)

「君たちはどう生きるか」

 吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』の漫画版が大ヒットしたのは約6年前。
 確か、漫画版はどこかでパラパラと見た記憶があり、サン=テグジュペリの『人間の土地』と、なんとなく共通するものを感じていたのですが…。
 ついについに、10年越しで待ちに待った宮崎駿監督のお出まし~!
20230715  キービジュアルが発表されてからというもの、「あの、大きな鳥の皮を被った小鳥は、何の意味が…?!」と、気になって気になって仕方ありませんでした(笑)。大きい方は、嘴が黄色く、頭が青っぽいといったら、アオサギとかササゴイとか…?!。まぁ、単なる被り物の可能性が高いかな…とか、いろいろ想像の翼だけ広げていたわけです^^;;。
 ーーーというわけで、念願かなって、先週末、早速観てきました~^^。以下、ネタバレあるやもわかりませんので、楽しみにしている方は、下記はお読みになりませぬようーーー

 

 説教(を聴くのが)好きな私としては、大いに肩透かしのカウンターパンチを喰らった感じの鑑賞でした^^;;。
 一方で、「君たちはどう生きるか」という問いに対し、監督やスタッフの皆さんからは「煙草や本やバターも好きだけどさ、とにかく物語を紡いで絵を描いて動かすのがやめられないんだよ~」と応えてもらったかのような印象も^0^。
 そして、くだんのキービジュアルの鳥はやはり、アオサギでした!!♪(ペリカンやインコも登場します~^^)
 宮崎監督がバーダーなのか否かは存じ上げませんが、それこそ“飛ぶ”鳥を長年精緻に観察していらしたことは間違いなく。。。
 そして、リアルからファンタジーへのデフォルメも、現実の鳥をよくよく観ていればこそなんだと痛感させられる絵作り!
 さらに、映画のそこここに、かつてのジブリアニメを彷彿させるアイテムや表現が見受けられて、様々な過去作品を懐かしく感じながら、“アニメーション技術の総ざらえ”的にも鑑賞しました。
 とりあえず、バードウォッチングが好きな方は、ある意味、違った楽しみ方も出来る作品です~!(あの環境なら、もっと、あんな鳥やこんな鳥がいるに違いない!と思えます^^;;)

 この映画のキモは、主人公が、亡き母から贈られたある“一冊の本”を読む前と、読む後とで、世界の見方や生きる姿勢を変えたように見えること。
 正直、眞人君もそのお父さんも、最初は鼻持ちならないヒトだったのですが、少なくとも“あの本”を読んだ後の眞人君は、“真のヒト”への第一歩を踏み出したように見えます。
20230715_5  “あの本”を読んで涙していた眞人君に思いを馳せつつ、私もくだんの活字本を読んで、果たして感涙できるか否か、試してみることにしました♪(読後は、映画の感想ももっと変わるかな??)
 ともあれ、スタッフ・キャストの皆さま、長期間本当におつかれさまでした!!
(私が今回最も痺れたシーンは、ナツコさんの初登場場面で、人力車から降り立つ所でした♪ お腹の赤ちゃんの重さまでも感じさせる艶っぽい表現がお見事~!!)

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2023年7月20日 (木)

蓮らんまんの不忍池

20230714_1 20230714_2 20230714_3  “うえの夏まつり”を翌日に控えた日、不忍池周辺を歩いたら、ピンク色の蓮の花がたくさん咲いていました。
 “蓮”は“蜂巣”(はちす)の略だそうで、確かに、花の真ん中の花托部分が蜂の巣のように見えますね。オモチャのシャワーのようにも見え、なんだかとても人工的。
 すでに花弁が散って、花托だけになっているものや、まだ雌しべだけ残っているもの、花托から果托へと変わりつつあるものなど、いろいろ。。。
20230714_4 20230714_6 20230714_5  花の開き方もマチマチだし、葉っぱの中心の“へそ”部分に水滴をたたえたものもありました。
 蓮の花には、いろいろな花言葉があるようですが、風水的には幸運を呼ぶ縁起の良い花なのだとか。“清らかな心”で、果報は寝て待て?!

20230717_1 20230717_2 【海の日】海の日は、定例の実家訪問。
 庭で、南瓜が30個余りも収穫できたそうで、おみやげに1つもらって帰りましたが、1つでもゆうに3kgはありそう。。。他にも、梅が大量に採れて梅ジュースを作ったそうですが、それでもだいぶ捨てざるを得なかったほどの収穫だったとか。。。もう、農家と名乗ってもよいのでは…^0^;;?

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2023年7月19日 (水)

テレビ選定バトルの顛末

 今年のゴールデンウィーク前後から、テレビの買い替えについてさんざん夫と議論を重ねつつも、だましだまし使い続けていたREGZA君ですが、7月13日の朝、ついに挙動までがおかしくなりました。視聴中、突如として真っ暗画面になって、十数秒後にまた点いて…の繰り返し。
「ついにこの日が来ちゃったね」
「今週末、テレビ買いに行くしかないね」
「今のより一回り小さいくらいでいいんだけどなぁ…」
「ママがいいって言えば、パナの有機ELのやつを買いたいんだけど…」
「えっ?! 消費電力、2倍だか3倍だかでしょ??」
「2倍…」
「世界で消費電力抑えようって気運の中で、時代に逆行してるよね?」
「だって、すごい高解像度だよ?」
「“娯楽で”高精細なシーンが観たいなら、外に出て実物見ればって話」
「有機ELがダメなら、REGZAの50型か55型になるけど…」
「それよりちっちゃいのはないの?」
「最近は55型以上しか、求める機能が付いてるのはないんだよ」
「産業廃棄物の容量は小さいに越したことないのに…ブツブツブツ」
ーーーあ~言えばこう言う状態の私に、取りつく島がないと思ったのか、夫は結論を出さないまま出勤^^;;;。
 私は、少なくとも有機ELだけは却下せねば!と、電気料金の推移表を更新。。。
20230713
 ん?? 電気代、全然上がってないな…?? これじゃぁ有機EL却下の説得力に欠ける…^^;;;。
 その晩、息子も交えて買い替え機種についてディスカッションの続きをしてーーー。
 今後一切クーラー使わないとか、ワインは買わないとか、何か倹約条件を飲むなら許可するけど…等、ひたすらイチャモンを付け続けたにもかかわらず、「この時期に壊れたのは何かの運命だよ」(←パナの有機ELテレビの発売日が一週間後)と主張する男二人の結束は固く、最終的には、REGZAのタイムシフト機能を使わなくなるんだから、それでだいぶ倹約になる…と説得されて、私が折れる形に(T T);。
 その週末量販店に行き、パナのテレビを予約してきました。
 テレビのない日々はなかなか静かで快適で、朝からクラシックCDをかけたりして、優雅に過ごしています^0^;。
 この静かな暮らしも明後日まで。いやぁ、有機ELの発熱量と美しさはいかに?!

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2023年7月18日 (火)

『トリノトリビア』

20230710_5  先週頭に、表題の書籍を読了。
 とっても楽しい本でした♪
 日常的に目にする野鳥たちの、ちょっとしたトリビアを、面白く紹介してくれていて、今まで以上に身近に感じられるようになりました。
 “ミニ野鳥友の会”の友人がよく、鳥の仕草などを見ながら、それに合わせて“セリフ”を代弁したりするので、よく笑わせてもらっていますが、本文に添えられたマツダユカさんの漫画が、それと似たような効果を醸し、今後はスズメやヒヨドリを見たら、人間の言葉でしゃべっているのを想像してしまいそうです^^。
 「スズメはほおの斑点が大きいほどモテる」とか「ハクセキレイは飛ばなくていいなら飛ばない」とか「メジロの舌は二枚舌」とか「カラスやトビが原因の火事がある」など、1つ1つのエッセイのタイトルからして興味深い♪
 「シジュウカラにもいるパリピとシャイ」という項では、同じ種の鳥でも、個性は様々で、お祭り好きでツルむのが好きな鳥もいれば、シャイで引っ込み思案の鳥もいる、という話が紹介されていましたが、さもありなん…と、ますます鳥見の愉しみが膨らみました♪
 私が一番驚いたのは、「ハトの育児は年中無休」というお話の中で紹介されていた“ピジョンミルク”について。オスもミルクをあげられる仕組みがあるのだそうで?! 詳しくは本書を是非ご覧くださいませ^0^!
 続編も期待します♪ 楽しい本を、ありがとうございました!!

【先週末の戦場ヶ原】くだんの“ミニ野鳥友の会”のご夫婦が、先の金曜夜に日光入りし、翌土曜日に戦場ヶ原で2度目の鳥見をしたそうで、Facebookのストーリーズでレポートしてくれたのですが、素晴らしかった~! ウソ、アオゲラ、アカゲラ、ノビタキ、アオジ、オシドリ♂幼鳥や♀、ウグイス、ホオアカ、そしてオオルリの囀りまで♪ 我々夫婦も、是非とも再訪したいです!

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2023年7月17日 (月)

ヘアドネーション

20230617  先日息子が、ヘアドネーション
 コロナ禍で伸ばし続けていた髪が腰あたりまで伸びたのを機に。
 どこのどなたの元へ行くのかは分かりませんが、何かのお役に立ちますようにーーー。

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2023年7月16日 (日)

検見川浜②(2023/7/9_AM)

 昨日に引き続き、コアジサシ保護区域レポートです。
 稲毛海浜公園の保護区では、たくさんのコアジサシが、砂浜に穴を掘って巣を作り、先月あたりは、ずっと抱卵している親鳥や、生まれたばかりの綿毛のようなヒナが観られたようですが、我々が訪れた頃には、すでにヒナたちはよちよちと歩き、親鳥からエサをもらったり、少しずつ羽色を変えて若鳥へと育ってきていました。
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 同じヒナでも、結構羽の色や模様が違います。
 海辺の方には、だいぶ大きくなった若鳥も。
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 嘴が黒かったり、まだ頭が白かったりで、あまりコアジサシに見えません^^;;。
 はじめのうちは、何か別の鳥がいるのだとばかり思っていました(笑)。
 それでも、美しい成鳥に混じって飛んだり歩いたりしていたので、たぶん全部がコアジサシなのだろう…という結論に^^;。
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 大きく口を開けると、細い舌が見えるのが面白かった!
 そして、この日の夫のベスト・ショットは以下の2枚!(…と、私は勝手に思っています)
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 エメラルドグリーンに輝く魚を見事捕らえ、ヒナのもとに届ける親鳥。そして、それに気づいて大きな口を開けておねだりするヒナ。
 もう可愛いのなんのって!!
 自分の頭ほどの大きさの魚でも、ペロリと丸呑みしてケロッとしているヒナが、なんとも頼もしい^^。
 とっても愛らしいヒナたちと、涙ぐましい親業に励むコアジサシ、という素敵な光景を見せていただきました♪
(親鳥の中には、給餌で精力を使い果たし、砂浜で力尽きてしまう鳥もいるらしく、そうした鳥たちを回収するのも、監視員さんたちのお仕事のようで…。保護区域の活動、応援したいです。。。)
 それにしても「繁殖期」の鳥見では、「君は誰??」と頭がグルグルしてしまうようなヒナや幼鳥や若鳥がいっぱいで、同定は困難を極めますね…(汗)。
 ともあれ、夫にこのコアジサシ保護区域について教えてくださった、ネット上の同人様に、心より感謝申し上げます!

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2023年7月15日 (土)

検見川浜①(2023/7/9_AM)

20230709_01 20230709_02  先の日曜日、夫がコアジサシの保護区域を観に行きたいというのに付き合って、海浜幕張の1つ先の駅の検見川浜へ行ってみました。
 検見川浜と稲毛海岸駅の間にある稲毛海浜公園周辺は、マリンスポーツが盛んなようで、たくさんのサーファーや、カヤックやウィンドサーフィンを愉しむ人たちで溢れていました。
 この公園の端っこにある、検見川の浜突堤の根元の砂浜が、コアジサシ保護区。
 広い空と青い海とが、抜群の開放感!
 たくさんのコアジサシが空や砂浜で飛び交って、ピィーピィーと可愛い声も聴こえます。
 この日の私は、またしてもISOの設定に失敗し、あまりいい写真が撮れなかったのですが、幸いにも夫がイイ写真をたくさん撮ってくれたので、ほぼほぼ夫のものですが、許可を得て掲載いたしますm(_ _)m;;;。
 まずは、コアジサシの飛翔♪
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 翼の使い方が美しいぃぃぃ~! 機能美の極致といった趣です♪
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 成鳥は、過眼線と頭頂が黒く、額は白。
 嘴は全体的に黄色で、先っぽだけがちょっぴり黒。足は橙色ですね。
 体はほぼほぼ白ですが、上面が淡いグレーで、尾羽に黒が混じっています。
 アジサシは、額部分も黒いそうなのですが、この日は見当たりませんでした。
 砂浜で、コアジサシに混じってウロウロしていたハクセキレイが、縦姿勢で空を見上げていたのが印象的!
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 明日は、検見川浜レポート第2回として、コアジサシの幼鳥や若鳥をご紹介いたします~♪

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2023年7月14日 (金)

散歩中も目視訓練?!

 ウォーキングは健康維持のため、と思ってテクテク歩いていますが、最近はもっぱら、探鳥の目視訓練にもなっています(笑)。
 視界に何か動くモノがいると、注意をそちらに向けて、その着地点に注目~!
 テラスの柵にアオサギが留まったり、彫刻の上にウミネコが留まったり、ドバトやスズメやシジュウカラやムクドリがたむろしていたりーーー。
 そして瞬時にアングルを考えて、乙な風景をバックに、スマホでパシャリッ♪
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 すごく羽の美しい鳥に出逢うと、「あぁ、カメラ持ってくればよかったぁ~」と思うこともしばしばですが、まぁ出逢う鳥がいつもの顔ぶれなので、鳥を撮るというよりは、街中の景色に溶け込む鳥たちを撮る、という感じ^^;;。
 こうして、日々鳥見のイメージトレーニングを重ね、余裕のある週末に向けて、せっせと体力と目ヂカラを鍛えております~^0^。
(猛暑下はさすがに、日中歩くのは控えておりますが…^^;;;)

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2023年7月13日 (木)

Aoyama Flower Market TEA HOUSE

20230710_1 20230710_4  先日、突如としてダンナ様が戸建て購入計画を発動したという友人と、臨時お茶会。(はココのお店、GreenHouseという名前だったような。。。)
 目下、いろんな人から参考情報を収集しているのだそうです(笑)。
 私は、他人事ながら、人生のビッグイベントの進捗を伺うのを楽しみながら、四半世紀前の自分と照らして、友人の堅実さや慎重さに感心しつつ、モデルハウス内覧のレポートを聴いたのでした^0^♪
 すでに3箇所ほどの建売住宅を見学したそうですが、最初に観たところがとにかく最新設備をそなえた超モダンな設計だったので、今後観るものが、どれも見劣りしてしまいそう…と心配していたのが印象的。
 聴いた話の中で、浦島太郎状態になったのはーーー
・駐車場にEV充電器を備えている
・太陽光パネルは設置済で、10年使うと自分のものになり売電可能になる
・IT対応の機器がふんだんに使われている
・リビングはどこも12畳以上
・システムキッチンがハイセンス
などなど。なんともゴージャスな!!
20230710_2 20230710_3  とても気に入った一軒に決めようとしたのだけれど、裏のお家がゴミ屋敷的様相を呈し始めていたとかで、見送ったとのこと^^;;。
 確かに、住処の条件はいろいろあれど、一番切実なのは、実はご近所さんかもしれません。
 その点我が家は、狭い家にひしめき合って暮らしてはいるものの、ご近所さんにはとても恵まれたと言えましょう♪
 こういうのは下調べのしようもないため、ほぼ“運”ですね(苦笑)。
 引き続き、あちこち回るご予定とのことで、また改めて進捗を伺うのを楽しみにしています~^^♪。

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2023年7月12日 (水)

大洞の水場③(2023/7/7_AM)

 一昨日/昨日に引き続き、大洞の水場での鳥見レポート、最終章~。
 キビタキ天国だった大洞の水場ですが、唯一のLiferらしき鳥が、オオルリのメス!
 ただ、本当にそうだったのか確信が持てず、しかもキビタキのメスすら、なんだかいろいろと個性的な色や毛並で、いまひとつ確信が持てません^^;;。
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 ↑ コレらはおそらく、オオルリのメスではないかと…。
 根拠はあまりありませんが、キビタキのメスらしき鳥と比べてみると、上嘴の先端がちょっと鉤っぽいことと、胸から腹にかけてがほぼ同色で、下腹だけ白っぽいこと。(「違う違う!」という場合は、恐れ入りますがコメントいただけると嬉しいです)
 でも、じゃぁコレは??
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 さらにコイツは?? キビタキのメスの幼鳥??
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 …とまぁ、よく分からない小鳥のオンパレード!
 水場近くの枝には、こ~んな鳥も。。。
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 コサメビタキかルリビタキの幼鳥かなぁ??とも思いつつ、もう大混乱!
 初心者バーダーにとって、ヒナと幼鳥と若鳥と成鳥が入り乱れる季節は、ハテナが飛び交う季節でもあるようですね^^;;;。
 いずれにせよ、大洞の水場が、小鳥たちのパラダイスであることがよ~く分かりました♪
 この場所は私有地とのことですが、バーダーたちに貴重なポイントをひっそり開放してくださっていて、鳥の神様のようなオーナーさんですね!
 たくさんの囀りと、いろんな個性の鳥たちを堪能させていただきました。
 どうもありがとうございました!

Merlin野鳥識別】今回、あまりに野鳥識別に苦労したもので、試みに、Cornell大学鳥類学研究室が運営し、SuntoryやeBirdも協賛しているという"Merlin"というアプリをスマホに入れてみました。まだ図鑑レベルのデータ蓄積にとどまっているようで、上記の識別は結局出来なかったのですが、こういうのが充実していくのには、やはり集合知が必須ですね。zoopickerやNiantic等と連携して、世界中の人と鳥見の情報共有が出来たらいいのになぁ。

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2023年7月11日 (火)

大洞の水場②(2023/7/7_AM)

 昨日に引き続き、大洞の水場での鳥見レポート。
 今回の大洞の水場鳥見は、「キビタキ天国」でした!
 様々な小鳥たちが訪れることで有名な場所らしいですが、この日はとにかく、90%くらいはキビタキだったような・・・。
 湧き水を囲む林の中を、あちらこちらへと飛び移りながら、ヒトのスキを見ては水場にやって来て、何度も何度も水浴びしていました^^♪
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 キレイ好きな小鳥たちのせいか、羽艶が美しく、色味もひときわ鮮やかに感じられたのは気のせい??
 いかんせん、この水場周辺は、8時以降くらいにならないと陽がほとんど差し込まないため、暗い暗いーーー!!
 ISO20000とかそれ以上にしないとシャッターが切れず、どの写真も高感度ノイズでボヤけた写真になってしまったのはご愛敬(T T);;。
(この地では、写真よりも動画を撮った方が、後で鑑賞するのに愉しそうです。)
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 今回は、オスだけでなく、メス(?)もセットで撮影出来たのは収穫でしょうか…(笑)。ちょっとしたラブシーンのように見えなくもなく…(織姫と彦星…?笑)。
 ただ、図鑑で見るメスの嘴は黒っぽく、身体もオリーブ褐色なのに対し、上の写真のメスは、嘴は肉色だし、身体も明るい黄土色といった感じで、幼鳥なのか若鳥なのか、はたまたキビタキではなかったのか??(判別つく方はどうぞコメントにてご教示くださいませ)
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 しかも、個体によって微妙に嘴の色も身体の色も違って、何が何やらわかりません!
 鳥見を続けていれば、こういうのも瞬時に判別がつくようになるのでしょうか??!
 それに比べて分かりやすかったのは、シジュウカラとヒガラ。
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 おなじみのネクタイ姿で、シジュウカラはすぐに分かります^^。
 ヒガラの方は、シジュウカラほど分かりやすいわけではないですが、黒い涎掛けのようなのが見えたら、「ヒガラかな?」と、アバウトな同定。
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 水浴び後は、羽が毛羽立っているので、余計に分かりづらい面もありますが、まぁ、ほぼほぼ間違いないと思われます^^;;。
 明日は、どうにも判別の付きづらい小鳥たちをまとめます~。

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2023年7月10日 (月)

大洞の水場①(2023/7/7_AM)

20230707_01 20230707_02  過日の奥庭・御庭での探鳥体験が素晴らしくて、「また富士山麓に行きたいね~♪」と話していたところ、夫が珍しく有給を取ったもので、私も日中いっぱいはお休みに。
 今回探鳥地として白羽の矢を立てたのは…、山中湖畔にある大洞の水場。朝3時にYARIS de GO!!
 まだ月が見える明け方に湖畔に到着し、水場には、5時半から8時まで滞在しました。
 湖畔に着いてすぐ出迎えてくれたのは、たくさんのツバメたち。
 日中とは比べものにならないくらい活動的で、仲間で鬼ごっこでもしているかのような飛びっぷり! 私たちに関心があったのか、すぐ近くをスイスイと飛んでは、電線の上で堂々と一休みしていました。
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 そして、湖畔から水場まで20分くらい歩く途中では、たくさんのキビタキの声。電線の上からも美しい囀りが聴こえ、シルエットだけ撮って「オオルリかも?!」なんて話していたのですが、後で確認したらホオジロでした^0^;;;。
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 ヒトが、源泉かけ流しの温泉に惹かれるのと同じなのか、大洞の水場の湧き水には、たくさんの野鳥が水浴びに来るそうで、Youtubeにも数多く貴重な映像がアップされており、ずっと憧れの場所でした^^。
20230707_04 20230707_03  別荘地の一画にある杉山山荘という建物のはす向かいに、馬頭観音・鳥頭観音・大洞地蔵の祠があり、その脇を右下の方に下って行くと、大洞の湧き水があります。地形的なものなのか、あまり陽の差し込まないこの湧き水周辺の低地だけ、とても気温が低かったのが不思議。夫は水場前に三脚を立ててスタンバイし、私は手持ちで水浴び前後の小鳥たちを狙います(笑)。
 鳥見レポートは明日明後日の2回に分けてお届けするとして、本日は鳥見日の概要だけ。

 ほんの2時間半の鳥見ということで、Liferは1種類だけだったのですが、入れ替わり立ち替わり水浴びに来て、気持ち良さそうに羽繕いする小鳥たちを見ることが出来てHappyでした♪
20230707_05 20230707_06  別荘地の林では、シカがのんびりと歩き回っていて、大きな犬を連れて散歩する人や、チェンソーで薪作りをする親子なども見て、のどかな気分になりました。
 ただ、鳥見の最中、ド~ン、ド~ンと、何度も何トンかの重りでも地面に落としたかのような音が鳴り響き、行き帰りの道ではやたらと(数十台?)自衛隊のジープと出くわしたりして、東富士演習場が近いのを実感しました。
 帰宅後は、水場と下界のあまりの気温差に辟易し、あずき氷で身体を冷やしてから、素敵な鳥見旅の余韻に浸りつつ写真整理をしたのでした^^。

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2023年7月 9日 (日)

ドットサイト”Kingfisher2”

20230704  野鳥撮影に目覚めてから、特に難儀しているのが、被写体をフレームに収めること。
 目視で遠くの鳥を見つけても、望遠レンズ越しにその鳥を観ようとすると、切り取られた景色の中のどこにいたのかが分からなくなってしまうのです。
 そんな中、ドットサイトというツールがあることを知りました。
 いわゆる照準器ですが、カメラに装着し、このツール内のドットと被写体を目視で合わせると、自然とフレームに収まるという優れもの。
 未だ使ったことはありませんが、一度試してみたい誘惑には駆られます。
 しかも、"Kingfisher2"という機種や、今月下旬に出る予定という"3"は、我が家のカメラにぴったりフィットするという^^。
 今でも十分、カメラの性能に助けられて、辛うじて野鳥撮影出来ているわけですが、これで照準器にも頼ってしまったら、あまりに機械頼みになりすぎでしょうか…??
 また、AI技術華やかなりし昨今は、ISOを上げ過ぎたりして粗くボヤけてしまった画像でも、AI処理によって鮮明に補正してくれるようなアプリもあるのだとか。こんなのまで導入した日には、もう適当にシャッターさえ押せば、くっきり鮮明な写真が一丁上がり!…^^;;;。(これ、楽しいのか??)
 こうしたアプリの導入を検討中の夫に、「それは邪道では??」と言ったら、「デジカメ使ってる時点で邪道でしょ」とのこと(苦笑)。
 車の運転も、オートマよりはマニュアルの方が楽しかったけれど、近頃はマニュアル車なんてなくなってしまったのと同様、フィルムもすっかり見なくなりましたね。
 フィルム時代のカメラマンさんの凄さを、つくづく感じる今日この頃です^0^。

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2023年7月 8日 (土)

「アストリッドとラファエル2」

 第一期は観ていなかったのですが、第二期から観始めた「アストリッドとラファエル2」。
 女性刑事と事件簿文書係の女性コンビが繰り広げる、ミステリードラマ。
 フランスの連続ドラマを観る機会はあまりないのですが、感情の機微を心憎く演出していて、ドライな感じとウェットな感じのブレンド感が絶妙~♪
 自閉症スペクトラムのアストリッドが、世間にうまく適応できずに苦しみつつも、ラファエルやトマやテツオらとの交流を通して、少しずつ自分の能力を活かして社会とつながっていく様に、観ていて心打たれます。
 絵面はレトロちっくなのですが、内容はAI やらデジタルフォレンジックやらもしっかり駆使していて、一方で魔術や超常現象や暗号などの古来からの人心攪乱もありで楽しめます♪
 いろいろな感覚が鋭すぎて、他人と長い時間一緒にいるとストレスが溜まりすぎるアストリッドに対し、少しでも仕事をしやすくするために、会議にはスマホ越しでのリモート参加を許容したり、時には車での送り迎えをしたり、友人として週に1度は夕食に招いておしゃべりしたり、周囲の人も彼女の状況に理解を示して協力して事件に当たっているのが、決して特別なことではなく、“普通のこと”として描かれているのが、社会の懐の深さを感じさせます。
 近頃は、やたらと多様性とかダイバーシティとか、言葉の上では高い理想を掲げているように見えますが、必ずしも皆が皆、同じ気持ちで進んでいるようにも見えない中、上記ドラマの主役2人と周囲との関わりが、観る者をやさしい気持ちにさせてくれる気がしています^^。
(目下のフランスの暴動を見ると、必ずしもこのドラマのように多様性への配慮が行き届いているとも思えませんが…;;;)

20230703_1朝日生命ビル解体】東京駅前にあったビルの解体が、着々と進行中。巨大なクレーンが、絶妙なバランスで重量感のあるコンテナのようなものを吊るして下ろしていました。時間があるなら、ず~っと見ていたい…^^;;。

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2023年7月 7日 (金)

隅田川テラス(2023/6/30_PM)

20230630_2  先週の金曜日、朝6時からPCにかぶりついて、ず~っとキーボードを叩いていたので、午後のTea Timeの頃にはさすがに肩がゴリゴリに凝ってきました^^;;。
 そこで、本屋さんに行って『トリノトリビア』という本を買ったあと、ぶんぶんと腕を振りながらウォーキング。
 同じ週の頭に歩いた時は、行きにオスのイソヒヨドリに、帰りにメスのイソヒヨドリに逢ったのですが、この日はなんとその逆で、行きにメスのイソヒヨドリに、帰りにオスのイソヒヨドリに逢いました(笑)。

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 メスは人懐っこくずいぶん近くまで来て昆虫を捕まえていましたが、オスの方は高い塀の上からしばしこちらを窺うと、すぐにどこかへ飛んでいってしまいました。なんだかどちらも、春先よりスラリとスリムになった気がするのは、気のせいかな??
 そして、近所の公園にはいつものオナガ君。こちらを警戒してガーガー鳴いていましたが、姿はキレイなんですよね~?♪
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 毎度おなじみの顔ぶれに逢って、スマホで写真も撮れて、リフレッシュして帰宅。すぐさま再び机にかじりつく元気が出ました~(^0^;;;。

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2023年7月 6日 (木)

Gの襲来…

20230627_8  思い出すだに身の毛がよだちますが、今夏はすでに3度も、写真の冷凍スプレーの出番がありました^^;;。
 しかも、例年に比べて大きめのGーーー?!
 GにはGの事情があるのでしょうけれど、突然目の前に現われたり、音もなく壁を高速移動するのはやめて欲しい~!
 小さいヤツには割と平気でスリッパ片手に立ち向かう私ですが、今年のサイズのヤツは、冷凍ビームを浴びせるより他に手立てのない小心者。君らに敵意があるわけじゃないんだけど、「出てけ~!」と言って通じないんだから仕方ないよね。。。
(あれ?、UとRの話??)

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2023年7月 5日 (水)

厳格さと鷹揚さのメリハリ

20230630_1 20230703_2  知財業界に来て、最初に最もストレスだったのが“期限管理”。
 期限管理ソフトがしっかり管理してくれるので、入力さえきちんと行なわれていれば、基本的には徒過するようなことはないのですが、それでもプレッシャーはプレッシャー。
 そんな中、いつも感心させられる欧州の諸々。
 WIPOやEPO等の諸々のデータベースの作りもさることながら、厳格なところと鷹揚なところのメリハリに、得も言われぬ憧憬を抱きます^^。
 例えば、特許維持には年金納付が付き物ですが、欧州では多くの国が、その納付期限を「出願日の各年の応当日の属する月の末日」に設定しています。
 それだと、案件によって納付期限までの長さにバラツキが出て不公平にも感じますが、そういう“重箱の隅つつき”はなく。
 つまり、「今月はアレとアレとアレ…の納付期限があるんだよな…」というアバウトな把握で済むということ(笑)。
 一件一件、「アレはいつまで、アレはいつまで…」という風に考えなくて済むのです。
 いかにも、長期のバカンスを楽しむお国柄という感じで、集中と脱力をうまく切り替える仕組みが出来ているなぁ…と唸るわけです^0^;;。

 一方、マイナカードの入力ミス問題が取り沙汰されているのを観るにつけ、仕組みを設計する段階で、徹底的なディスカッションがどの程度なされたのか、知りたくてたまらなくなります。人が介在するからこそ、「こんなミスが起こり得る、あんなミスも起こり得る…」という想定のもと、それらを最小限に抑えるようなシステムにする必要があるのでしょうし、若者からお年寄りまで全ての人に関係するからこそ、分かりやすいUIや遷移を磨き上げなければいけないのでしょうけれど。。。
 まぁ、とはいえ、私個人に関して言えば、マイナカードは本当に便利に使わせていただいています。
 何より、電子証明書として利用できるのがとっても便利♪
 デジタルへの移行を先送りしても、二重の負荷で気疲れしそうだし、早く行き渡って落ち着くといいですね~。

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2023年7月 4日 (火)

隅田川テラス(2023/6/26_noon)

 先週の昼休み、一汗かこうと隅田川テラスのウォーキングに出たところーーー、
往路ではオスのイソヒヨドリに、復路ではメスのイソヒヨドリに逢いました。
 どちらも、ほぼほぼ“いつもの場所”に居て、2~3mほどまで距離を詰めても逃げ出さず、
「よく歩くねぇ~」とでも言いたげにして、こちらの様子を窺っていました(笑)。
 手持ちのスマホで撮った写真なのでボケボケですが、どのくらいまで近寄らせてくれたかが分かると思います。
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 オスの方は、少し前の、メスに猛アタック中の囀りとは違い、「ヒィ~ヒィ~…、ヒィ~ヒィ~…」と、かなりか細い声で鳴いていました。
 だいたいいつも同じ場所にいるこの二羽は、果たして番なのでしょうか…??
 オスもメスも、おっとりと落ち着いていて、なんだかとっても賢そう。。。
 ウォーキングで彼らに逢えると、何かいいことがありそうな気がしてくるんですよね~(^0^)♪

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2023年7月 3日 (月)

韻松亭で合同Birthday Party♪

20230701_03  毎年恒例となった、この時期の、友人との合同Birthday Party。
 今年も先週末、無事開催出来ました~@韻松亭^^♪ 韻松亭を会場にさせていただくのは、これで7回目か8回目…。
 今年は、誕生日のほか、ふたりの真珠婚も重なり、ダブル×ダブルのお祝いです♪
 雨の中、開店と同時に入店。ここ数年は中庭の見えるカウンター席に通していただくことが多かったのですが、今年は椅子席の洋間!
 洋間も、シックな壁色と広い窓外の緑が濃く、風情があって寛げました^^。
 いつも通り、手の込んだお品書きで、たくさんの素材が丁寧に花籠に詰められ、大満足のランチとなりました。
20230701_01 20230701_02  予約時に「友人のお誕生日」と記載していたのですが、「実は二人とも誕生日なんです」と打ち明けたら、なんと、二人ともにサプライズのデザートサービスを添えてくださり、恐縮至極^0^;;;。
 つい無茶なお願いをしてしまったことに小さくなりつつも、温かいおもてなしにほのぼのし、「だからリピーターになっちゃうのよねぇ~♪」とココロの中で次回の再訪も確定(笑)。
 友人と積もる話に花を咲かせているうち、雨も小雨になり、緑が色鮮やかに輝いて、お料理も一層彩り美しく。。。
20230701_04 20230701_05  本の話、鳥見/星見の話、家族の話、ドラマの話、スポーツの話、健康の話…、次々と思いつくままにおしゃべりして、あっという間の2時間! うらやましかったのは、ご自宅の仕事部屋から見える、近隣店舗の上の大きめのアンテナに、ちょくちょく小鳥がやってくるというお話^^。ツバメやカワラヒワまで留まるというから、家に居ながらにして野鳥観察が出来てしまうという贅沢環境! いいなぁ~♪
 食後は例年同様、喫茶店に移動してさらにおしゃべりし、気づくと5時間近くが経過していました(笑)。
 楽しい話には笑い合い、心配事や悩み事は共有できる、貴重な恒例行事。
 5X歳のこの一年も、いろんなことを乗り越えて、お互い充実して楽しい一年に致しましょう~♪

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2023年7月 2日 (日)

奥庭・御庭②(2023/6/25_AM)

 富士山五合目近くの奥庭・御庭にある唯一の山小屋である“奥庭荘”。
 ここには人工の水場があるのですが、水資源がとても貴重な場所柄、都市公園での人工水場や餌付けとは、ちょっと意味合いが違うと感じ、野鳥の写真撮影としてはややチートっぽくはあるのですが、誘惑に抗えずにその水場にも朝のひととき立ち寄りました。
 そして、私の記念すべきLifer100種目は、ウッソ~?!な展開で、期待の星のウソ君とウソちゃんに♪♬
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 ずっと観たかったものの、冬場の筑波山にでも行かないと無理かなぁ…と思っていたので、本当に嬉しいです!
 冬鳥だと思っていた小鳥に、6月末に逢えるなんて~💕
 シメやイカルのような短く太い嘴、黒い頭巾に苺のような橙赤色の喉。グレーと褐色と黒のシックな装い。
 思わず口笛を吹きたくなるほどキュートです♪ 逢いたかったよぉ~!
 そしてもう一種、この水場で出逢ったのは、ヒガラ。
 夫はすでに戦場ヶ原で撮影していましたが、私はお初!
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 水浴び後で羽がクシャクシャ状態ですが、それもまたよし(^^)。
 以降、奥庭と御庭の遊歩道をのんびり歩いたのですが、たくさんのルリビタキに混じり、いろんな鳥の声が聴こえていました。
 とってもやかましかったのはホシガラス(笑)。
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 オナガ以上にガラガラして、あまりに大きな声なので、遠くにいても気づくことが出来、声のする場所へ行ってみると、ハイマツの陰からこちらの様子を窺うかのような姿が!
 高い梢の上でもガーガーと自己主張していました^^。デカい声なんだから隠れても無駄無駄(笑)。
 そして、御庭の上の方では夫が、カヤクグリとハチクマを撮影。
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 私は残念ながら撮ることは出来ませんでしたが、目視は出来たのでそれだけで嬉しい~♪
 この日の私のベストショットは、コレでしょうか…。
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 夫と離れて独りで御庭を下っている最中、興味ありげに向こうから近づいて来てくれたビンズイ君(ちゃん?)。
 図鑑に載せても恥ずかしくないくらい、キレイに撮れたんじゃないかと自負しています^0^♪
 胸から腹にかけての縦斑が美しく、精悍な顔つきがカッコいい!
 いつも観察資料か証拠写真程度の写真ばかりですが、たまにこういうのが撮れると、俄然フォトテクニックも磨きたくなってきます(笑)。
 強い紫外線にさらされ、しばらく火照りが取れないほどの富士山行でしたが、夏の探鳥は標高の高い所に行くべし!と学んだ一日でした。

20230625_8 【富士のこけもも】奥庭荘で、富士山で採れたコケモモで作ったジャムを買って来たのですが、これが美味~♪ ヨーグルトに混ぜていただいています^^

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2023年7月 1日 (土)

奥庭・御庭①(2023/6/25_AM)

20230625_01 20230625_02  富士山の山梨県側の山開きは7月1日。マイカー規制も7月上旬から順次始まります。
 つまり今日あたりから、富士山周辺には人が溢れかえり始めるということ。。。
 …ということで、先月末急遽思い立ち、一度は行ってみたかった奥庭荘周辺へ行ってみることに!
 夫のおNEWのハイキングシューズの履き慣らしも兼ねて、奥庭・御庭・御中道を歩きましたーーー。
 中央道でご来光を仰ぎ、朝6時に奥庭駐車場に到着。
 2013年に富士山が世界文化遺産に登録されて今年で10周年。道路や休憩所やトイレはもちろん、遊歩道等も素晴らしい整備状態でした!
 「富士山麓オウム鳴く…」(√5近似値の語呂合わせ)は日本の常識かと思っていましたが、今回のトレッキングで、「富士山麓ルリ男鳴く…」が妥当であると認識するほど、富士山の五合目周辺は、ルリビタキの一大繁殖地であることが分かりました!
 とにかくそこいらじゅうで、ルリビタキのオスとメスが観られます♪
 都市公園にいるルリビタキよりずっと警戒心は強いので、なかなか近くに寄ってきてはくれませんが、たまに遭遇する彼らの美しいこと!!
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 凛々しくて可愛くて、どことなく富士山の空や朝焼け夕焼けや雪の色を思わせる色合いで、本当に素敵な小鳥です♪
 “富士山はルリビタキ天国!”というのが、我々夫婦の常識となったわけですが、今回の探鳥で唯一同定できなかったのがコレ。
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 ウグイスかルリ子ちゃん?とも思いましたが、このあたりにはメボソムシクイがいると聴いていたので、足の色などから推測して、もしかしたらメボソかも?!と期待しています^^;;。
20230625_03 20230625_06  奥庭・御庭から見上げる富士山と、五合目駐車場から見上げる富士山は、45度くらい角度が違うのか、赤茶けた岩肌だけの姿と、残雪の見える姿とで、2度おいしい五合目トレッキングとなりました♪
 富士山の森林限界は2500m付近らしいので、この五合目周辺は、タケカンバやカラマツが多く、水場も決して多くありません。
 そんなわけで、鳥たちにとっても、水場の確保は死活問題だろうと想像します。
 明日はそんな富士山五合目の、奥庭山荘にある水場と、その周辺で出逢った鳥たちをご紹介~♪
20230625_05  我々夫婦の早お昼の水分塩分補給は、五合園レストハウスでのチャーシュー麺とほうじ茶でした(笑)。貴重な水に、感謝!!

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