残暑下の実家
先週末、ちょっと遅めのお盆帰省で実家訪問。
残暑下だというのに、前日に1時間半の庭仕事をしたそうで、だいぶヘトヘトになっていました^^;;。
庭の百日紅がきれいに咲いて、夏空に紅色が映えて美しかったけれど、熱中症で倒れなくてよかった!!
来月半ばにまた父が血液検査をする、とか、来年初夏には定期検診だ、とか、今後の通院予定なども聞いたのですが、今回びっくりさせられたのは、あわや詐欺に遭うところだった、という話。
今月頭くらいに、教員をしている甥っ子の声で電話がかかってきて、母が話を聞いたところ、、、
・具合が悪いのに仕事に出たら、駅にカバンを置き忘れた
・遺失物届は出した
・携帯もそのカバンの中に入れたままで手元にない
・見つかったら、そちら(実家)に電話がいくように書類を書いたので対応してほしい
・置き忘れたカバンには他に、職場で教材を買うために預かった現金300万が入っていた
・すぐに教材を買わないといけないので、立て替えてほしい
というような趣旨の話だったのだとか。
「そんな金額はすぐには準備できない」と伝えたら「100万でもいいから頼む」と言うので、とりあえず遺失物係からの電話を今日いっぱい待ってみよう、ということにして電話を切ったそうなーーー。
すると、その電話からしばらくして、真面目で事務的な声の男性から電話があり、
・届出のあった遺失物(カバン)は見つかった
・書類や携帯は、中身リストの通りに入っていた
・ただ、リストにあった“現金”は入っていなかった
とのこと。
ほどなくして甥っ子声の電話が再び掛かったので、その旨を伝えたところ、
・カバンは自分が取りに行く
・現金がないと職場に迷惑が掛かる
・今日、工面できるだけのお金を貸して欲しい
・今日はひとり?
と訊くので、「お父さんもいるから代わるね」と言って、父に受話器を渡して話を再度訊いてもらうことに。
確かに甥っ子の声に似てはいたものの、「そういう大事なことはちゃんと警察に届けてからの話だ」と説教を始めたら、ガチャンッと切れてそれっきりーーー。
いやはや、聴いているこちらがヒヤヒヤしてしまいました。
「かわいい孫が困っていると聴いたら、助けたくなるのが人情だけど、まさか自分が引っ掛かりそうになるとは思わなかった」との母の言は、TVでもよく聞く言葉ですが、「今後はそういう電話はいったん切って、本人に掛け直して話を確認してね」と頼んで帰りました^^;;;。
母の友人の知り合いは、モロにその手の詐欺に遭い、警察に事後報告したら、家の電話に無料で録音機を取り付けてくれたそうです。
あとでこの話を友人にしたら、「私の周囲では『屋根壊れてますよ』詐欺に遭いそうになった人がいる」という話で、屋根の写真を撮ってあげる、と言って梯子を掛け、自分で壊してから写真を撮って、修理代を掠め取る手口なのだとか。
こういう手の込んだことをする時間と労力を、何か別のまっとうな仕事に活かせたらいいのでしょうけれど、それすら出来ない社会状況なんでしょうか…???
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