働き方が多様化する時代の税制
今週あたり、年末調整書類の提出〆切期限を設定している所が多いと思われますが、目下取沙汰されている「年収の壁」に絡み、税制の公平感確保の難しさには頭を抱えます。なにしろ、人それぞれ置かれている境遇があまりに違うのでーーー^^;;。
昔に比べ、働き方はずいぶん多様化しており、私自身も今は、両親の今後を踏まえ、介護が本格化した後も継続できる働き方を模索しています(週2日出勤で残りは在宅裁量労働)。
幸いまだ、両親が自立して暮らしてくれているので、フルタイム勤務に戻ってもいいのですが、子どもの“小4の壁”や義父母の“介護の壁”で、これまでさんざん勤務先に迷惑をかけたので、また出入りを繰り返すよりは、パート的に働いていた方が後腐れがなくていい…と考えているからです(友人の中には、「介護には首を突っ込まずプロに任せ、その分稼ぐべき」と言う人もいます。もちろん、自分一人で完全介護しようなんて思ってもいませんが、100%任せきることは出来ないし、プロ任せには莫大なお金が掛かることも経験済で、関与の分配は難しいところ…)。
現状は、個人事業主としてはスキル維持のためにボランティア的に働き、パートとしてはフルタイム復帰の可能性維持のために働くーーーという感じ^^;;(所得税上の扶養親族ではないけれど、社会保険上の被扶養者)。
今お世話になっている事務所には、現に80歳を超えてもお元気で働いておられる先輩諸氏が複数人いらっしゃり、両親の介護が終わったら、私もできればフルタイムに戻りたい。。。(健康状態やボケ具合次第…^^;;)。
ただ、両親には長生きして欲しいし、しばらくは流動的にならざるを得ず、依頼される仕事によって、所得も増えたり減ったり…。
専業主婦の年金不払いが不公平だ、と批判されることも多いですが、これこそが、「社会で子どもを育て、社会でお年寄りを見守る」ことにつながっているとも言え、どんな状況でも一律支払いを義務化することがどんな結果を招くのか、よく分かりません。。。
税制が複雑すぎて、施行当初の思想というか、どんな社会を目指して今の税制があるのかが、よく分からない。
そういう意味で、税と社会思想は表裏一体ですね。
世界各国の税制研究というのも面白そうですが、まずは自国がどんな社会を目指しているのかを理解して、納得した上で納税したい…。まぁ少なくとも、税徴収に関わる仕事をする方には、税金が、助け合わなければ生きていけない人間が選んだ資本主義社会の根幹だという自覚だけは持っていただきたいところです^^;;。
【姉さん事件です!】こんなしょーもないブログを書いていたら、先週ボスから、「Taracoさん、そろそろアレ、書いてみない?」とのお声がけ?! 「えぇっ??」ーーーこの歳でまだ新しいことを勉強させていただけるとは…。家でも出来る宿題なら、大歓迎でございまするぅm(_ _)m。
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