iMART 2023
今年の「第4回 国際マンガ・アニメ祭」の全プログラム アーカイヴを観始めました。
最初に迷わず視聴したのは、植田益朗氏・川口典孝氏・大澤信博氏による「アニメプロデューサーは育成可能か」という鼎談。
“アニメプロデューサー”と一口に言っても様々なタイプの方がいて、ひとりのクリエーターのセンスに惚れ込んで一本道を突き進む方もいれば、様々なタイプの人間と面白い作品作りに都度都度邁進する方もいる。。。
「育成可能か?」という質問に対しても、「可能」という方もいれば「不可能」という方もいれば「どちらとも言える」という方もいる。
肝心なのは“センス”のようですが、やはり人なり作品なりへの“愛”が原動力。
話を伺っていたら、アニメ作りは“研究”にも通じるところがある気もしてきました。
海外マネーはすぐに結果を求めて来るけれど、日本的な感覚では、“それはちょっと違う…”と。
需要に供給が全然追いついていない状況ではありながらも、“大切に作って、ひとりでも多くの人の胸にささる作品にしたい”という姿勢を大切にしないと、いつか足をすくわれる…という危機感に共感しました。
“編集”という仕事もなかなかに万事屋だと思っていましたが、“アニメプロデューサー”さんの仕事の詳細を聞かせてもらったら、その万事屋ぶりの右に出る仕事はなさそうな感じ^^;;! 某スタジオでは、APからPになるのに5年を切ることはないのだとか?! その意味で、APが身に付けるべき最低限の基礎的項目を網羅するところまでは、育成できるのかもしれません。ただ、その先はやはり“センス”なのかなぁ~^^;;??
そして、黒子に徹するという意味でも“編集”と“アニメプロデューサー”は似ているかもーーー
“黒子の美学”に徹して作品に尽くしつくすことが出来るか否かが、Pの素養なのかもしれませんね(監督は父親、Pは母親)。
いろんな経験をして、棚を増やして、視野を拡げて、人間力を高めないと出来ない仕事だともおっしゃってました。
苦難を乗り越えてきた経緯は、涙なくしては聴けませんでしたが、“権利”に関する考え方も大事だと。
やっぱ著作権って大事だよね~!
時空間を自由自在に操るアニメという魔力の発端となる存在…ご苦労も多いけれど、作品が完成した時の達成感も大きいのでしょうね~。
人間万事塞翁が馬、欲望に忠実に、後悔しないように突っ走るべし~(^0^)!
面白いお話、ありがとうございましたm(_ _)m! (次は何を視聴しようかな…??)
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