特許明細書
先月、目下お世話になっている特許事務所のボスから、特許明細書の“いろは”指南をいただきました。
特許がらみの書類を書くのは、新人研修でスマホケースか何かのクレームを書いて以来です^^;;;。
資格を取った当初の目的は、家でも出来る専門的な仕事を得るためでしたが、事務所ではまず事務の全体を把握できるようになることが優先されたのと、企業研究所に勤める親戚から(分野にもよると思いますが)「その道の博士くらいの素養がない人には安心して明細書を任せられない」というような趣旨の手厳しい声をいただき、すっかり特許の仕事に関わることは断念していたのですが。。。
今回、具体的なブツを渡され、そのトリセツとブツから、「これのクレーム書いてごらん」と宿題を出され、提出したところ、「じゃぁ今度は明細書も」と“追い宿題”^^;;。明細書はゼロから書くのではなく、ボスの書いた明細書を、自分の書いたクレームに合わせてアレンジする形だったので、ほとんどコピペのような感じではありましたが、この作業を経て、ブツに縛られて凝り固まった自分の想像力の貧困さを痛感させられることとなりました(苦笑)。
お忙しいのに、ずいぶん時間を取って細かな質問にも答えていただき、とても勉強になりました。
「こうやって一度明細書を書いてみると、モノを観る目が変わるでしょ?」と言われ、「確かに~」と思いました。
雑駁な感想としては、コーヒーカップをトーラスのように抽象化する目と、素因数分解のように限りなく基幹的な要素に分解する目との、2つの観方を並行させて、先行技術に対する優位性を浮き上がらせる作業だということ。
百均のアイデア商品のような構造物だとしても、相当な時間を要しそうな気がしましたが、まずは自分で使ってみて、有用性を実感しないと、書くのは難しいな~と感じました。
果たして、また書く機会があるかはわかりませんが、今回の一連の経緯は忘れずにおこうと思います^^。
【Phillipine地震】今朝起きたらNHKニュースは地震・津波情報のオンパレード! フィリピンの友人にFBで安否確認を出してみましたが返信なし…。ご無事を祈ります。
(その後、無事なことをお知らせいただき一安心。国内がバタバタしている中でご返信いただいてしまい失礼しました~!)
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