さくら草公園(2024/1/14_AM)
恒例の草焼きから中3日置いた、先の日曜日。共通一次、じゃなく、センター試験、じゃなく、共通テスト^^;;の監督のために出勤する夫を朝7時に送り出してから、さくら草公園へ行ってみました。
草焼き後から2月中旬くらいまで、ここでアリスイが観られるかも、との噂を聞きつけてーーー。
朝8時過ぎに現地に着いてみると、真っ白な富士山と、真っ黒な焼け野原がお出迎え(笑)。
バスを降りた瞬間から、炭の香りーーー。
ただ、野原にいたのは、たくさんのツグミとタヒバリとハクセキレイばかりで、アリスイらしき姿はまったく見えず…^^;;;。
今回は、秋ヶ瀬の誘惑を振り払って、さくら草公園周辺を回ると決めて来たため、仕方なく、“さくらそう水門”方面へ移動。。。
土手沿いに出た所で、アオジとベニマシコのメスさんに遭遇~♪
オスは見当たりませんでしたが、小さな鳴き声は聴こえていたので、どこかに隠れていたのかな??
メスをパシャパシャと撮影していたら、バーダーさんらしき方から「何を撮ってるんですか?」と尋ねられ、「ベニマシコのメスです」と応えると、その方は双眼鏡で確認して「確かに」と頷き、「実はアリスイを目当てに来たんです。ポンプ場の方にいるって聞いて…」とおっしゃるではないですか?!
「私もです~! 武蔵野線の向こう側の葦原のどこかにいるという噂なんですけどね」と、ひとしきり情報交換。
そこからまたそれぞれのペースで探鳥ーーー。
“さくらそう水門”を渡って水鳥を眺め、武蔵野線の高架下を潜り、葦原でモズさんやらホオジロさんやらばかりをたくさん見て、
「あ~、アリスイって、どんな木にどんな風に留まるんだろ…?」
と途方に暮れながら、離れた場所の小さい影すらおろそかにせず、とにかくシャッターを切りまくりました^^;;。
そんな中、ちょっと距離のある一本の木に、葦原から何か黒い影がス~っと飛んで出て、てっぺん近くの枝に留まりました!
まるで、闖入者の顔を確認しに来たかのような風情で、しばしこちらに注意を向け、すぐにどこかへ飛んで行きました。
とはいえ、体感時間20秒くらいは留まっていてくれたので、その黒い影の鳥もパシャパシャと撮っておいたのですが…ーーー。
これがなんと?!、帰宅後に確認したら、アリスイだったのです~!!!
どうせまたホオジロさんだろう…と思っていたので、びっくり仰天!
遠かったので、証拠写真にもなりませんが、よくよく尾羽の模様や過眼線などの様子を観察すると、どう見てもアリスイ。。。
後頭部から背にかけての蛇のようにうねる黒い縦斑が決め手でしょうか。。。
アリスイはキツツキ科だそうですが、キツツキには似ても似つかない風貌。分類ってどんな風に決められているんだろ???
いやはや、帰り際に再びアリスイを探していたバーダーさんと会った際、「いやぁ、見当たらなかったですね…」とお互い落胆して苦笑いしたのに、私ってば撮ってたじゃんっ?! マヌケにもほどがある!!
結局、アリスイには出逢えていないと思い込み、荒川彩湖公園駐車場まで歩いて、元来た道を戻る形でさくら草の焼け野原に戻ったのですが、帰り道では、ホオジロさんやモズさんのほか、ジョビ男さんやカワラヒワさん、メジロさん、いつぞやのミサゴさんに逢えました♪
戻ってみても、草焼き後の野原にいたのはやはり、タヒバリとツグミとハクセキレイとカラスばかりで、ここでアリスイに逢えるのはどんなタイミングなんだろう…?と頭を抱えたままバス停へ。。。
去年だか一昨年だかの2月上旬には、草焼き後の野原でもアリスイの目撃情報がネットにアップされていたので、辛抱強く通っていればいつか逢えるのでしょうね…^^;;。是非とも平地に降りて長い舌を伸ばしている姿を観察したいので、また時間を見つけて行ってみたいと思っています。
いやぁ~、「撮ってて良かった、下手な鉄砲式!」(^0^)¥
(1/10の草焼きスケジュールを教えてくれた“ミニ野鳥友の会”の友人に感謝です!)
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