知識と図書と図書館と…
先週、本好きの友人からLINEが入りました。
「今、近所でよく行く図書館で、図書館アンケートが募集されていたんで、“高齢者向け期限管理サービス”のアイディアを自由記載欄に書いて出しておいたんだけど、採用されるといいな~」とのこと。
要するに、独居老人の孤独死の早期発見のためのアイディア。
何かと心配性の友人らしいな…とクスリと笑ってしまうと同時に、「Good ideaでは?!」とも思いました^^。
地域の図書館の役割も、デジタル時代にはずいぶん変わらざるを得ないのでは…と常々思います。
図書館大好きな私すら、近頃は、最新版の辞書を見に行くか、静かに読書したい時に机を借りに行くくらいで、図書館で本を借りることはほとんどありません(出版の世界で飯を喰わせてもらっていた手前、基本、本は買うことにしている…というのもありますが^^;;)。
とはいえ、ブログやSNSでの情報共有には積極的なつもりで、zoopickerにはせっせと探鳥情報をアップしています。
かつて、情報(知識)共有のプラットフォームだった図書館が、インターネットにその地位をどんどん浸食されている現在、著作権の考え方も変化を余儀なくされるのでは…という思いは強くなるばかり。。。
そういえば、前職で知り合った方がFacebookで面白そうな本を紹介してくださっていたので、買い置いてあります。
『知識コモンズとは何か』という本。さらに別の日、前職で同期だった方の本まで紹介してくださっていたので、「これも読まねば…」とメモしてあります。『デジタル時代の図書館とアウト・オブ・コマースをめぐる著作権法制』という本。
(むむ…、この知人は勁草書房の回し者か?!(^0^))
前職でもいろいろ得たものはありますが、なにより、興味関心の近しい方々と知己を得られたのは最大の収穫♪ そして、もう一生会うこともないかもしれない人たちの活動を今もこうして垣間見られるのは、やはりインターネットのおかげ!
こういう効果を得ると、人類の知性とインターネットが、巨大な頭脳のニューロンのように思えてしまうんですよね~^0^;!!
(2024年度からの国立国会図書館長に、女性館長就任)
【Mine!】“所有権”について考える面白い本もでたそうな…。「地球は人類のみならず全生物の共有財産」っていう大前提の概念については書かれているのかな~…??
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