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2024年3月22日 (金)

岡谷林道 他(2024/3/17)

 八ヶ岳南麓バードウォッチング・ツアー第2日目は、岡谷林道からスタート!
 岡谷林道は、事故防止のため、冬季は年末から3月末頃まで通行止めになるので、 その間は林道で探鳥が出来ることは有名です。
 が、まさかこの冬、この地を踏めるとは思ってもいませんでした!! さらに、憧れの“あの鳥”にお目にかかれることになろうとは…?!!!
 規制柵を越えたすぐのところでは、いきなりマヒワの大群が現われ、まさに“マヒワのなる木”状態の壮観な景色を観ました♪
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 また、枯れ枝に擬態するかのようなヒガラ(ランドセル背負った小学1年生みたい…)を間近で観たり、夏羽に変わる途中なのか、美しいカシラダカを観たり…。
 そして、雪道を奥へ奥へと歩いていくと、遠い先に赤い点々が動いています(^0^)。。。
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 だいぶ遠くではありましたが、オオマシコが、道路上や芝生で、地面に落ちた種などを突く様子も堪能出来ました♪
 さらにーーー、大好きな写真家の星野道夫さんが、「一番好きな鳥は?」と尋ねられた時、「到底決められないけれど、どうしてもと言われたら“イスカ”ですかね」と答えた、という文章を読んだことがあるのですが、その“イスカ”に、ついについに逢えたのです~!!!!!
 残念ながら、カメラの設定が下手くそなせいで、その美しさを切り取ることが出来なかったのですが、証拠写真程度には撮ることが出来ました。
 ベニマシコのメスが止まった木の脇の松の樹上には、黄色いメスのイスカが…。
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 そして、オスも松の木の横枝に留まっていたそうなのですが、私にはどうしても見つけられなかったため、友人が撮ってくれた赤く美しい成鳥の写真を、許可を得て掲載~♪
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 最後の最後に、高い木の上にいた幼鳥らしきオスのイスカを撮るには撮ったものの、暗いし逆光だしで、本当に残念な証拠写真。。。羽の色も、脇腹はまだグレイで赤くなりきっておらず、個体としても赤は堪能出来ない状態。。。^^;;;。とはいえ、クロスする嘴は捉えることが出来たので、初回の出逢いとしては満足です♪^^;;。数十羽の群れが2,3度頭上を旋回しながら飛んで、何度か“イスカのなる木”状態も遠目には観ることが出来たのですが、写真が撮れそうな距離まで近づくと一斉に飛んでしまう…ということを繰り返しました(苦笑)。朝焼けのような朱色と、個体ごとに不思議な色合いを見せる、どこか幻想的なイスカ…。
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 いやぁ、まさか今冬のうちにイスカに会えるなんて…。イスカのいる森に籠って彼らの色付きの過程を観察出来たら、どんなにか素晴らしいことでしょう。。。
 この旅に誘ってくれた友人に、本当に本当に大感謝です!!
 ガイドしてくださったペンションのオーナーさんは、カヤクグリが出そうなエリアにも案内してくださったのですが、この日は姿を見せてくれませんでした^^;;。
 カヤクグリより先にイスカに逢えたんだから、贅沢言っちゃいけませんね…^0^;;;。
 その後は、諏訪湖経由でペンションに戻り、チェックアウト後も、宿の前でガビチョウやスズメやヤマガラやジョウビタキと遊びました^^♪
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 さらに、小淵沢の“えほん村”周辺まで足を伸ばし、これまた間近でヒガラやマヒワに挨拶出来ました。
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 帰り際、水浴び後に羽繕いする滑稽なヒガラを観たり、別荘地の庭を飛び回るシロハラを観たりもしました^^。
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 また、友人のダンナ様はここで、ミヤマホオジロも撮影出来たとのことで写真を見せてくださったので、許可を得て掲載~!(上の一番右の写真です)
 もう本当に、なんて素晴らしい探鳥地なんでしょう…?!!
 敢えて種類はカウントしていませんが、とにかく多種多様な鳥たちが、共存しながら暮らしているのを体感しました。
 小淵沢と岡谷林道、また是非再訪したいと思います♪

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