「カラオケ行こ!」
野木亜紀子さん脚本ということもあり、いつかは観たいと思っていた「カラオケ行こ!」を、先週末Netflixで鑑賞。
友人とその娘さんが「いいよ♪」と薦めてくれたのを機に、観てみることに^^♪
ネタバレしないよう淡い感想だけメモメモーーー。
「MIU404」で、いい感じの脱力感と無色の哀愁と秘めた強さを兼ね備えた演技が出来る綾野剛さんには脱帽していましたが、本作でさらにその信頼が強化された感じ^^!
この手の作品は、変に品評や感想を書くと、せっかくの個々人の感じ方に水を差すことになりそうなので、あくまで私が痺れた点のみ。
近頃、どこもここも無味乾燥で小綺麗に整備される市街区の、アジャイルでラダーなコンプラまみれの整然さに、面白みを感じられなくなった人には、本作のカオスな人間性が、心地良く思えるかもしれません(笑)。
一個の人間すらカオスなのに、そんな人間が寄り集まっている社会がカオスでないわけがなく、個々の個性や嗜好の違いで、意図的にも無意識的にも構造化される社会。
そんな中で成長していく子どもが、出逢うモノやイベントの刺激でココロの形を変えながら、信じられる“何か”を獲得していく過程に感動を覚えます。
いやいや、本作はそんな堅苦しい感じではなく、あくまで歌を媒介に、ほんの短い一年余りの間にかかわりをもった人たちの面白おかしい日常を描写しているだけなのですが、その描写を観ているだけで、上記のような思いすら浮かんでしまうような、絶妙な楽しさがありました^^。
「紅」というX JAPANの歌がリフレインしてしまうこと間違いなし!♪
「ラストマイル」も楽しみにしていまーす!
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