先週ようやく、Netflixにて「Winny」を視聴。
東出さんが主演男優賞を受賞したニュースがきっかけではありましたが、ずっとずっと観たかった映画。
弁護士の壇先生と、プログラマの金子さんの、心の交流の物語という見方も出来ますが、やはり、技術の進歩と世間の変化のスピード差から来る悲劇として見てしまいました。。。
映画の背景にPC-8001とか「C Magazine」とか「ネットランナー」を見た時には、懐かしさがこみ上げましたが、インターネットを横目に仕事していた頃は、一週間もすれば時代が変わってる…という意識でいたものの、普通の世の中や法律の世界は、変わるのに何十年とかかっていて、この相対速度酔いで眩暈がする人も多いだろうし、この齟齬が、いろんな所で軋みを生んでいるように思えます…。
本作でクローズアップされた著作権法ーーー
今もまだ、インターネットとAIという技術に揺さぶられ続けていて、課題山積といった様相に変わりはなく。。。
少なくとも、法律の執行が進歩の方向性を見据える気概のもとで行われることと、技術者が過度に萎縮して身動き取れなくならないことを願いつつ…。
(しかし、金子氏が「少年時代は、本屋で雑誌を立ち読みしてソースコードを暗記し、そのままパソコンショップに走った」…と証言台で話す"くだり"では、ちょっとヒヤッとしました~^^;;。萎縮とは無縁の大らかさが招いた事件だった…とも言えそうです^^;;。)
【令和5年改正 知的財産権法文集】
ここ何年も法文集を購入しておらず、ネット閲覧で済ませていたのですが、いろいろ改正をキャッチアップ出来ていないことを痛感したため、久しぶりに最新版を購入しました^^;;;。
令和6年4月30日初版発行版なので、本当に出来立てホヤホヤですが、持ってみて愕然!
(いつの間にこんなに厚くなってたんだぁぁぁ~??!)
私がいつも机上に載せていたのは、平成30年4月1日施行版だったのですが(汗)、1cm弱ほども厚みが増している気がします。
パッと見、著作権法と民事訴訟法の嵩が増えているようなので、あまり特・実・意・商には関係ないかもしれませんが、いずれにせよ、条文がすっかり忘却の彼方なもので、一度四法くらいは目を通してみないと、、、と冷や汗タラタラ状態です。
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