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2024年5月23日 (木)

戦場ヶ原③(2024/5/18_AM)

 5回目の戦場ヶ原訪問で、ついについに、念願のキバシリさんに逢えましたぁ~!!!
 それもこれも、前週に戦場ヶ原を訪れた友人ご夫妻から「逢えた!」と教えてもらったことによる存在確信と、事前に地鳴きと囀りを予習した夫の耳のおかげ!!
 友人は、写真撮影台前のベンチ付近で観察したとのことでしたが、我々が出逢ったのは、泉門池と青木橋の間でした。
 ご夫妻が観たキバシリが巣材を咥えていたとのことで、戦場ヶ原周辺の針葉樹林で営巣しているのでしょうか。。。
「リィッ、リィッ…」という小さな高い声を聞きつけては、樹上を見上げて探し続けていたのですが、まったく見当たらずーーー(T T)。
 今日はもう逢えない運命なのね…と、あきらめかけた頃、突如、夫が「あっ、あの木から聴こえる!」と言って、高い木の上を見上げました。
 つられて振り返って見上げると、その木から、素早く飛びだす小さな影!!
 飛び移った先の木を見上げたら、そこにーーー!!!
20240519_kibasiri1
(キャァァァァァ~♪)←心の声…
 紛れもないキバシリさんのシルエット!! 枝被りなど気にも留めず、とにかくシャッターを切りまくりました(笑)。
 数十枚は撮ったでしょうか…。そのうちの何枚かがこちら↓。
20240519_kibasiri2 20240519_kibasiri4 20240519_kibasiri5
 身体の下面は真っ白で、嘴は細長くてやや下向きに婉曲し、尾羽は長めの楔形。
 樹の幹の苔を食べていたのか巣材なのか、樹皮の間の虫を樹皮ごと捕らえていたのか…、とにかく素早くクルクルと、動く動く!!
20240519_kibasiri3 20240519_kibasiri6
 背中の模様はさながら樹皮のごとき見事な迷彩!
 前週に撮影した友人が、事前に「キバシリ・チャレンジ」と称して、写真の中からキバシリを探すクイズを出してくれていたおかげで目が慣れていたせいか、なんとか見失わずに撮影を続けることが出来ました^^♪(上の2枚の写真の、どこにキバシリさんがいるか分かりますか~?)
 いやぁ~、ず~っとずっと、逢いたくて逢いたくて、それでも逢えずにいた小鳥さんなので、本当に嬉しかった!!
 また、「ニュウナイスズメは絶対見られる!」との友人の予言通り、そこかしこから囀りが聴こえ、なんとかニュウナイスズメにも逢うことが出来ました♪
20240519_nyuunai1 20240519_nyuunai2 20240519_nyuunai3
 先にメスを湯川沿いで見つけ、オスには木立の中で逢いました。
 オスとメスとはずいぶん趣が違います。
 黒い頬斑のないスズメのように見えつつも、オスの背中は赤毛のように明るく鮮やかで、"朱雀"といった感じ!
 陽の光の中で輝いていました。
「やっと逢えたね!」シリーズに加え、最後は、昨年も逢ったノビタキさんの、初夏の恋模様でお開きと致しましょう~。
 ススキ野原に生えた低木の枝の上で、2羽のノビタキが何やらお話し中の所に遭遇ーーー(慌てて撮ったのでピンボケ^^;)。
20240519_nobitaki1 20240519_nobitaki220240519_nobitaki5
 ところが、すぐにメスはどこかへ飛び去ってしまい、茫然自失で取り残されたオスさん。。。^^;;。
 ヤケクソなのか何なのか、ズンズン我々に近づいてきました。
20240519_nobitaki4 20240519_nobitaki3 20240519_nobitaki6
 夏羽の真っ黒い顔の中の瞳が、時々ギョロリとして、意外に黒目が小さくてビックリ!
 後ろ姿だけ見ると別の鳥のようですが、胸元のオレンジのチャームポイントがあるだけで、俄然華やかに。。。
 そんなこんなで、様々なドラマを愉しんだ今回の戦場ヶ原。
 我が心の故郷ーーー、年に最低2回、いや3回はは訪れたいな~♪ 次に行けるのはいつになることでしょう^^。。。
 
 

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