「東京サラダボール」
今期は「相棒」+αくらいしかドラマは観ていませんが、唯一「東京サラダボール」は最終回まで観ました。
社会からこぼれおちた人とどう向き合っていくか…というのがメインテーマだったような気がしますが、行き過ぎたかに見える資本主義に疑問の目が向けられている昨今、単にドラマとして味わいつつ、色々考えさせられました。
同じくNHKで放送中のアニメ「チ。」を見ていて感じたのは、「命を賭してまで世に送り出したい本(思想)があるって、うらやましい…」ということ。
今の世の中、まさに"お金のため"に、出すことにあまり意味を見出せない本まで出さざるを得ない状況というのが、少なからずあるだろうから。。。出版に限らず、そういう仕事が意外に溢れていて、そんな背景から"ブルシット・ジョブ"なんて言葉も生まれてしまうんだろう…と。
もちろん、そんな中でも何かしら、自分の仕事に意味ややり甲斐を感じながら生きているわけで、"お金のため"と割り切る機会は少ないに越したことはない。。。けれど、最近の"闇バイト"だの"投資詐欺"だの"ロマンス詐欺"だの、ごく普通の人に迫る犯罪の背景には、たくさんの"お金のため"という思いが溢れていて、それ無くしては生きられないこの世の中が、なんだか切ない。。。
(先日は職場にまで「NTT docomoです。料金未納のため本日から固定電話での通話が出来なくなります」とワケの分からない電話がかかってきて、怪しいにもほどがある…^^;;)
結局のところ、誰もがそこそこに幸せに生きられるようにならないと全体の平和はないのだと思いますが、資本主義も民主主義も、とかく数の論理に歪められて、機能不全に陥っているような気がしてなりません。嗚呼、、、、、。
(GQuuuuuuXから始まったガンダム再鑑賞モード、目下ユニコーンに移行中~。見応え有り過ぎ!^0^;;;)
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「名探偵コナン 隻眼の残像」(2025.04.23)
- 「侍タイムトリッパー」(2025.04.03)
- アルドノア・ゼロ(Re+)(2025.03.22)
- 「東京サラダボール」(2025.03.11)
- GQuuuuuuXふたたび(2025.02.01)
コメント